完封勝利し、ガッツポーズで笑顔を見せる高橋(撮影・西岡正)

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 「ヤクルト0−2阪神」(29日、神宮球場)

 阪神がヤクルトとの投手戦を制し、首位に浮上した。

 26日に近本が左手首を骨折、28日に中野が自打球を右ふくらはぎに受け、2年ぶりに2人がスタメンを外れた。その代役として起用された福島が三回2死から中前打を放つと、続くドラフト3位の岡城(筑波大)が先制の適時二塁打。これが決勝点となった。新人の岡城はこの日がプロ初先発。初安打は初適時打となり、初ものづくしの一打となった。

 打線は六回にも2死満塁の好機をつくり、小幡の適時打で追加点。投げては、先発の高橋がまたも無双した。序盤の3イニングはパーフェクト。四回に安打を許したが、1死一塁から内山を併殺打に仕留めた。

 結局、9回を投げきり完封勝利。これで今季の3勝は全て完封勝利となった。4月までに3完封は2リーグ制以降では球団初で、1リーグ制を含めても1943年の若林以来、83年ぶり。23イニング連続無失点と相手打線を寄せつけない。

 チームは首位攻防の第2Rに勝ち、首位浮上。近本の離脱に続き、主力も万全ではない中で大きな勝利となった。