アウディ『A1』と『Q2』生産終了 10年以上の歴史に幕 コンパクトカーから大型高級車へ軸足
代わりに『A2』がまもなく登場
アウディは、コンパクトハッチバック『A1』とクロスオーバー『Q2』の生産を終了した。10年以上にわたる歴史にピリオドが打たれた。
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2010年の発売以来、A1の累計販売台数は138万9658台、Q2は2016年以来で計88万7231台に達した。アウディによると、特にドイツ、英国、イタリアで人気が高かったという。

生産終了したA1スポーツバック アウディ
両モデルの直接の後継車は投入されない。アウディは手頃な価格の小型車から身を引き、代わりに収益性の高いプレミアムセグメントに注力する方針だ。
新たなエントリーモデルとして、フォルクスワーゲンID.3をベースにしたEV『A2 eトロン』がまもなくラインナップに加わり、A1とQ2の間接的な後継となる。価格は未定だが、3万ポンド(約650万円)未満からと予想される。
アウディ最小のガソリンエンジン搭載モデルは、現在ハッチバックの『A3』とSUV『Q3』となっている。
新型スポーツカーが来年生産開始
A1の生産終了により、スペインのマルトレルにある生産ラインに空きが生まれ、フォルクスワーゲン・グループが今後投入する小型EVシリーズ(IDポロ、IDクロス、クプラ・ラバル、スコダ・エピック)の生産が可能となる。
同様に、Q2の生産終了により、ドイツのインゴルシュタットにあるアウディの本拠地で、新型A2 eトロンの生産が可能になる。
さらに、アウディは新型スポーツカーが来年生産開始されることを明らかにした。ミニマルな『コンセプトC』をベースに、『TT』からインスピレーションを得たモデルで、アウディ・スポーツがベリンガー・ヘーフェ工場で生産する。
同工場で生産されている現行の『eトロンGT』は、新型スポーツカーの投入に伴い、いずれ生産終了となる予定だ。
