Image: Viktor Gladkov/Shutterstock.com

この記事は「ギズモード・タイムマシン」──すこし前の今日って、何があったんだろう?未来から観察してみたら、懐かしさだけでなく、意外な発見だってあるかもしれません。

2018年5月1日、「AI、スパイになる」という記事を掲載しました。

当時は、囲碁AIの躍進やスマートスピーカーの台頭など「AIの第一歩」に夢中になっていた時代。

同記事での「デジタル社会では人間スパイの偽装工作が通用しない」という指摘や、人工知能がスパイになるという言及を読んで、AIによるディストピア的な社会を予想した人もいたことでしょう。

さて、約8年経った2026年現在、AIは諜報活動にも利用されるようになったようです。サイバー攻撃の効率化や、ディープフェイクによる工作、膨大なデータの監視・解析など、その使われ方も多岐にわたっていることでしょう。

日常触れるコンテンツですらも、AIが日に日に侵食しつつある現在。スパイ活動などにおいては、我々には想像もつかないようなAIの活用法などもあるのかもしれません。

ところで、2018年の記事では「ドラマを執筆するAI」の登場を冗談めかして予想していましたが、これは完全に実現しましたね。8年前のジョークも、現実になってしまう2026年。時代の移ろいが加速していることを改めて意識させられます。

(以下、元記事を再編集のうえ掲載します)

今日の記事:AI、スパイになる

掲載日:2018年5月1日

著者:そうこ

Image: Viktor Gladkov/Shutterstock.com

目には目を、コンピューターにはコンピューターを。

人工知能やロボットによって、人間の職業がなくなるなんていいますけど、まさか「スパイ」もAIに取って代わられるなんてね。

先日、フロリダ州で開催されたとあるカンファレンスでは、CIAのテクノロジー開発を担当するDawn Meyerriecksさんが諜報員としての人工知能について語りました。CIAといえば、アメリカのスパイ機関です。でもね、今の時代、もう人間じゃスパイやっていけなくなってるんですって。

カンファレンス後、CNNの取材に応じたMeyerriecksさん。いわく、ソーシャルメディアひしめく現代のデジタル社会では、案件に応じた偽キャラを作りあげて諜報員が活動するのには無理があるとのこと。昔ながらの偽書類に、偽ID、話し上手の嘘上手のスパイが通じるのは、対人間の場合だけ。コンピューターの目を欺くのは並大抵のことではありません。ならば、どうすればいいか。人間スパイは諦めて、こちらもコンピューターに頼るのです。必要なのは情報ですから、なるほど人工知能のほうがスパイに向いているっちゃ向いているのでしょう。

人工知能スパイは、何も最近始まった話ではありません。1984年の政府関連書類には、すでに人工知能を諜報活動に利用していくことが記されていました。

人工知能が完全に取って代われば、色気で迫るスパイや、スパイと知らずに恋に落ちてしまうお姫様なんてドラマはなくなってしまいますね。まぁ、ドラマが欲しければ、これもまたAIがいいやつ書いてくれる日も、そう遠くないんでしょうね。

Image: Viktor Gladkov/Shutterstock.com

Source: TNW, CNN(そうこ)

本日のテックな答え合わせ

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