【フローラS/追い切り診断】スイッチ入り“脚力全開”に高評価「A」 準OP相手に互角以上の動き「まず勝ち負けになる雰囲気」
第61回(26日/GII、東京芝2000m)には、きさらぎ賞3着のラフターラインズ、当舞台2連勝中のファムクラジューズ、圧巻のデビュー勝ちを収めたキャリア1戦馬ラベルセーヌなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ラフターラインズ」を取り上げる。
■ラフターラインズ
ここまで1勝止まりとはいえ、その取りこぼしの多さがそのまま能力の裏返しと見るべきか。スタートや道中の課題ゆえに位置取りが後ろになりがちだが、エンジンが掛かった際の破壊力は世代上位。前走までの内容を振り返ると、完成途上ながらも資質の高さは十分に示している。
【動画】ラフターラインズ 調教映像
1週前のWコースでの併せ馬は6F83.2-66.8-51.8-37.3-11.5。序盤はやや気持ちが先行し、ハミ受けに若干の波は見せるが、抑え込むというよりは許容しながらリズムを整える形。直線に向いてからは一転、ストライドが大きく伸びるタイプだけに、ギアが入ってからの推進力は明らかに一枚上。僚馬を一気に飲み込んだあたりに、この馬特有の“スイッチの入り方”が見て取れる。最終追いでは、今回騎乗するレーン騎手が跨りコンタクト。古馬3勝クラスと併せ、馬なりのまま手応え優勢で追走併入と互角以上の動きを示していた。
不器用さゆえにレースでの取りこぼしが続いているものの、追い切りの動きからは明らかに一線級のエンジンを感じさせる。特にトモの充実と体幹の安定が進んだことで、以前よりもギアが入った際の加速に無駄がなくなってきた点は大きい。鞍上のエスコートひとつでパフォーマンスの振れ幅が大きく変わるタイプだが、噛み合った時のスケールはやはり非凡。完成へ向かう途上にありながらも、まず勝ち負けになる雰囲気にある。
総合評価「A」

