「生きているだけで100点満点」本音を無視して頑張りすぎる真面目な人が陥る不調の原因とは【感情を手放してラクになる デトックス・ジャーナリング】
いつも疲れているのは、心に溜まった闇や影のせい?
いい人を演じるのが当たり前になっていませんか?
あなたは「あなた自身」を生きていますか?
あなたの思考と感情、そして感覚は、一致していますか?
私たちは、無意識のうちに誰かにとって「都合のいい人」であろうとしたり、「いい子」や「優等生」を演じたりしがちです。
しかし、思考と感情、そして感覚がバラバラになっていると、心がひとつにつながらなくなり、「自分らしさ」がわからなくなります。
生きるためのエネルギーが不足している状態では、「本当の自分自身を生きている」とはいえないのではないでしょうか。
自分以外の「誰か」になろうとしなくて大丈夫
「こんなことを言ったら嫌われる」「わがままだと思われる」という恐れはあなたの本音にフタをしています。
特に、真面目で責任感の強い人ほど、「優秀な社員でなければならない」「完璧な親でなければならない」という、社会や親から刷り込まれた常識にしばられてしまいます。
あなたが「いい子」や「優等生」を演じているとき、あなたは「あなた以外の誰か」になろうとしています。それは、あなたが生まれ持っている本質や本能を忘れてしまっている状態。本来の自分ではない誰かになろうとする生き方は、あなたの心と体を苦しめるだけです。
あなたが「いい子」を演じ続け、自分の本音を無視し続けると、どうなるでしょう? 脳は「あなたは疲れていない」という偽りのメッセージを出し続け、体を酷使して、細胞レベルのエネルギーの枯渇を起こしてしまいます。
体が「もう疲れた」「楽しくない」という状態なのに、それを脳が無視し続けると、エネルギーは枯渇し、無気力になったり、慢性的な疲労感になったり、原因不明の不調として表れるのです。
もし今、あなたが他人の人生を生きているように感じたなら、それはあなたが「本当のあなた」に戻るための、素晴らしい気づきです。大切なことは、外側にあるのではありません。答えはいつも自分の中にしかないのです。
まずは、自分の心や体の声に耳を澄ませ、「本当はどうしたい?」と問いかけてみてください。
あなたは、完璧でなくてもいいのです。いい子でなくてもいいのです。どうか、自分の本音に気づき、自分を解放してください。あなたはそのままで、生きているだけで100点満点なのですから。
本心で、本音で、「本当の私」で生きましょう。
人生で大切なことは、それだけなのです。
POINT
本音を隠していい人を演じ続けるほど、本音とのギャップでエネルギーが枯渇してしまう。
「本当はどうしたい?」と自分に問いかけてみて。
【出典】『感情を手放してラクになる デトックス・ジャーナリング』著:長沼睦雄
【著者紹介】
長沼睦雄(ながぬま・むつお)
十勝むつみのクリニック院長・精神科医。昭和31年生まれ。北海道大学医学部卒業後、脳外科研修を経て神経内科を専攻し、北海道大学大学院にて神経生化学の基礎研究を修了。その後、障害児医療分野に転向し、道立札幌療育センターにて14 年間児童精神科医として勤務。平成20 年より道立緑ヶ丘病院精神科に転勤し児童と成人の診療を行う。平成28 年に帯広にて十勝むつみのクリニックを開院。急性期の症状を対症療法的に治療する西洋医学に疑問を感じ、HSP・アダルトチルドレン・神経発達症・発達性トラウマ障害・慢性疲労症候群などの慢性機能性疾患に対し、「脳と心と体と食と魂」をつなぐ根本治療を目指す統合医療に取り組んでいる。
『敏感すぎて生きづらい人の 明日からラクになれる本』『繊細で敏感でも、自分らしくラクに生きていける本』(共に永岡書店)、『子どもの敏感さに困ったら読む本』『10 代のための疲れた心がラクになる本』(共に誠文堂新光社)、『その、しんどさは「季節ブルー」』(日本文芸社)など著書多数。
