お酒を飲むのも、飲まないのもあなたの自由 表参道に誕生する「自分らしい一杯」と出会える店
飲む人も飲まない人も対等に楽しめる場所――。アサヒビールと電通デジタルの合弁会社「スマドリ」が手がける体験型店舗「SUMADORI Meets(スマドリミーツ)」が、2026年4月3日、南青山にオープンする。
アルコール度数0%から3%まで、180通りのカクテル

店の目玉は「SUMADORI Custom(スマドリカスタム)」と名付けられた、その名の通りカスタマイズできるカクテルメニュー。グラスの形、20種類のカクテルベース、3通りのアルコール度数(0%・0.5%・3%)、さらにトッピングまで自由に組み合わせることができ、その選択肢の数は実に180通り。ノンアルコールから微アルコール、ほどよくお酒が入ったものまで、自分の体調や気分に合わせて選ぶことが可能だ。
また「スマドリアンバサダー」として大学生が起用され、メニュー開発やイベント企画、情報発信などの場面で活躍しているのも特徴で、「酒との最初の出会い」を迎える世代が「自らその場をつくる」側に立つことになる。イベントの例では4月18、19、25、26日には「Masquerade Night in Omotesando」と題し、仮面舞踏会の世界観を楽しむナイトイベントを予定する。

アンバサダー開発のメニューは、例えばグラスに金粉を吹きかけた特別感と黒を貴重とした落ち着いた色合いが特徴の「オブシディアン」(900円)は、飲みやすさと大人らしい味わいを両立したとのこと。全体として、「甘めだけでなく、スッキリとした味わいのものも」と望む来店者の声を反映した品揃えとして日常使いにも期待。金・土・日曜のディナータイムにはアルコール度数3%以上のカクテルも提供され、しっかり飲みたい人も満足できるようにする。
「自分の飲み方」を知るコンテンツも
単なる飲食だけでなく、体験型コンテンツも充実。お酒の嗜好や飲み会への考え方に関する30の質問に答えると、自分の飲み方の特徴を診断してくれる「飲み会キャラ診断 by スマドリ」はその一例で、自分に向いているアルコールや飲み会との付き合い方を、ゲーム感覚で楽しみながら自然に知ることができるようにした。
「飲みたくなかったわけじゃない」という声から生まれた店

スマドリミーツは、アルコール度数3%以下のドリンクを100種類以上提供する飲食店として2025年12月28日まで運営した「SUMADORI-BAR SHIBUYA」や、大阪、名古屋、韓国ソウルで開催したポップアップイベントで得られた知見をもとに計画。ポップアップイベントでは、大阪と名古屋での来場者アンケートが回答者858人に対して体験満足度100%という高い結果が得られ、「お酒が飲めない私でも、体験だと気軽に楽しめた」「ノンアルコールでも味がおいしくて種類が豊富なことは知らなかった」といった声が寄せられたという。
世界で広がる「飲まない自由」

アルコールとの距離感にも人それぞれの個性を認めるこうした動きは、コロナ禍の健康意識の高まりもあって日本だけでなく世界的に加速。酒を飲まずに楽しむ旅について、直訳なら「シラフツーリズム」、意訳すれば「ノンアルツーリズム」となる「Sober Tourism」という名称も生まれ、特にミレニアル世代やZ世代の間で広がりを見せている。
アルコールフリーのバーやノンアルコールカクテルを提供する施設も世界各地で増加しており、「スマドリミーツ」もアルコールとの付き合い方を自分で選ぶ文化が根付いていく、そうした時代の大きな流れの一例といえるだろう。
[店名]『SUMADORI Meets』
[住所]東京都渋谷区神宮前4-11-6 2階
[営業時間]月〜木・祝日 12時00分〜20時00分(L.O.19時30分)、金〜日曜 12時00分〜23時00分(L.O.22時00分)
[交通]東京メトロ副都心線ほか表参道駅A2出口から徒歩1分
[席数]55席
