高市早苗首相「タバコの本数は増加傾向」 ストレス増は誰のせいなのか
英語以外は
高市早苗首相は米国訪問から帰国以降、ご機嫌だったかと思うと突如、激怒するシーンも見られるという。首脳会談を特に混乱なくクリアして世論調査でも評価された点についてはご機嫌だったが、2026年度予算の年度内成立が難しくなっていくにつれて怒りのボルテージが上がっていったという。
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「帰国後、高市氏はたいへんご機嫌だったそうです。“英語(での会話)以外はうまく行ったんちゃうかな”と自嘲気味に言って笑い飛ばしていたほど。アメリカのトランプ大統領から対応に窮するような“暴投”が飛んでくることもなく、言いたいことはそれなりに伝えられということで本人にとっても合格点をつけたということでしょう」

と、政治部デスク。高市氏の上機嫌はその後も続いた。読売新聞社やANNの世論調査で日米首脳会談を評価する声が大きかったためだ。
酒もタバコも
「高市氏は首脳会談の準備に心血を注いだとの思いがあったのでストレスから解放され、喜びはひとしおだったようです。そんな高市氏は酒もタバコもたしなみます。酒は特に赤ワインが好きですが、飲むと顔にポッと赤く出るタイプで突発的な事件や事故が発生した際、カメラの前に立つとマズいことになるため控えざるを得ない。その代わりというわけでもないのでしょうが、タバコの本数の方は首相就任前と比べて増えていると聞きました」(同)
高市氏のストレスとタバコの本数を増やしているのは国会での問題だった。
「2026年度予算案の年度内成立をめぐる攻防ですね。高市氏の解散判断によって予算審議に関するスケジュールが極めて窮屈になりました。それでも高市氏は年度内成立にこだわって衆院では選挙で大勝した与党の数の力で乗り切ったわけですが。参院では少数与党として壁にぶつかった格好です。“参院自民党サイドから、参院でもうまく立ち回るとの言質を取ったから年度内成立に前向きになった”というのが高市氏の考えですが、国対と言うか国会での取引を高市氏が知らなさすぎた、駆け引きを軽視し過ぎた結果だともっぱらです」(同)
激怒シーン
「高市氏としては年度内成立が限りなく難しければそこにこだわらず、結果として離反してしまった国民民主にも声をかけられたはずだ、との思いがあります。参院の対応には激怒していました。もっとも繰り返しのようになりますが、高市氏が無理なスケジュールで衆院を解散しなければ現状ほどハードルは上がらなかったと思います」(同)
予算案の年度内成立が難しくなるにつれて、「せっかく無理を承知で通したのに」と衆院側から不満がもちあがってきた。
「“参院が年度内で行ける”と言っていたから強引な形で進めてきたのに、それが頓挫するなら努力が報われないだろうと衆院の国対メンバーは考えています。例えば坂本哲志衆院予算委員長の表情がそれを物語っていますよね、生気がないと言うか。参院側もウソをついたわけではありませんが、少数与党としてやれることの限界は当然あるでしょう」(同)
結局、高市氏は年度内成立を断念したという。
首相周辺の心配
今回生じた軋轢(あつれき)はこれから禍根を残しそうだ。
「予算成立のタイミングでW不倫問題が報じられた松本洋平文科相の更迭が取りざたされています。内閣支持率が下がっていくようなことがあれば、特に国会対策で汗をかかされイヤな思いをした面々は黙っていないでしょう。高市氏は現在抱えている関節リウマチの疾患を中心に、健康に関して慶応病院の医師のアドバイスを受けていると聞いています。増えるタバコの本数とストレスは本人にとっては“過去にある程度繰り返されたこと”くらいのレベルかもしれませんが、首相という立場ですから周辺はかなり困っていて、厳しい視線を投げかけています。これ以上ストレス増がエスカレートしないように、体調悪化がこれ以上進まないようにと祈るような思いで見つめていると言いますね」(同)
衆院選に歴史的大勝を収め、ただでさえ他党から恨みつらみを買いかねない現状の中、予算案の年度内成立をゴリ押ししようとした代償は小さくなさそうな印象だ。
デイリー新潮編集部
