【利用者は必読】マッチングアプリの裏技を徹底解説「高速スワイプはNG」…システムから読み解く「出会いの最大効率化」とは
【前編記事】『「写真1枚だと会いにくい」「高嶺の花は狙うな」…アルゴリズムから読み解くマッチングアプリの「不都合な真実」』より続く。
マッチングアプリであなたが出会えないのは、写真やプロフィールではなく、コンピューターがあなたを「異性に表示する価値のない人間」だと判断し、誰のスマホにも表示されないよう設定されていたとしたらどうだろうか?
実は、マッチングアプリではあなたに対してどんな相手を表示するか、逆にどんな相手にあなたを表示するかを決定している「アルゴリズ厶」という巨大な評価システムが存在する。マッチングアプリのアルゴリズムを攻略し、出会いの確率を最大化するための鉄則をお教えしよう。
高速スワイプはやめたほうがいい
鉄則4:毎日ログインする
アプリは毎日少しずつでも開くべきだ。Tinderの公式ブログによれば、アルゴリズムはユーザーの「アクティビティ」を重視しており、頻繁にログインしているユーザーは優先的に表示されるという。逆にいえば、しばらくアプリを開いていない「幽霊部員」は、表示順位を下げられてしまうのだ。このほかにも、ログイン頻度の低いユーザーには何らかのペナルティがかかり、ログイン頻度の高いユーザーには何らかの形で優遇措置があってもおかしくない。
これは、アプリがどのように収益を上げているかを考えれば自然な道理といえるだろう。
アプリとしては「このアプリは本当に出会える」という良い評判を集めてユーザーを集め、課金につなげたい。
そのためには真剣な人に対してはさっさと誰かと出会ってもらうため、同じく真剣な異性を表示したり、異性の画面に表示されやすくなる措置があっても何ら不思議ではない。
もちろん、ログイン頻度が高いと検索で見つかりやすくなるという直接的なメリットもあるので、できる限りログインするのは必須だといえる。
鉄則5:高速スワイプは「必死なユーザー」と見なされる
毎日ログインすることは重要だが、注意したいのは「やり過ぎ」だ。プロフィールをよく見ずに高速でスワイプするような行動は、アルゴリズムから「必死なユーザー」あるいは「ボット」と見なされ、表示優先度を下げられる可能性がある。
トルコの技術者Yener Ünver氏が2023年に行った分析では、アプリが「必死度レベル」を測定し、新規アカウントを優遇する一方で、必死すぎるユーザーは冷遇される可能性があると指摘されている。これは、人間らしい自然な行動から逸脱したパターンを検知し、スパムや業者を排除するための仕組みと考えられる。
なぜ「出会い」は操作されてしまうのか
鉄則6:マッチングしてからが本番。すぐにメッセージを送る
マッチングしたからといって、安心してはいけない。マッチ後すぐにメッセージを送ることは、あなたが出会いに真剣なユーザーであることをアプリ側にアピールする絶好のチャンスとなる。
韓国の成均館大学の研究者らによる論文(Kim et al., 2018)は、アプリがメッセージ交換を含むユーザーの行動を技術的に監視できる能力を持つことを示唆している。
例えば、セクハラや不適切なメッセージを送れば、その行動はアプリ側に察知され、何らかのペナルティを受けてもおかしくない。逆に考えれば、マッチ後すぐに丁寧なコミュニケーションを心がけることは、あなたが真剣に出会いを求めているアクティブなユーザーであることの強力な証明となる。
アルゴリズムは、こうした「マッチ後の振る舞い」も評価し、優良なユーザーをさらに優遇している可能性があるのだ。
ここまで読んできて、「なぜそこまで監視され、コントロールされなければならないのか」と不快に思った人もいるかもしれない。
その答えは、アプリ運営側のビジネスモデルにある。彼らの目的は、単にユーザーに出会いを提供することだけではない。プラットフォーム全体の満足度を高めてユーザー数を増やし、収益を最大化することが企業の存続につながるからだ。
アプリでの出会いは「設計された偶然」
そのために、あなたの行動データを徹底的に収集し、複雑なアルゴリズムを駆使して、「誰に誰を表示するか」を緻密にコントロールしているのである。
つまり、マッチングアプリでの出会いは、決して偶然ではない。すべては、アルゴリズムによって「設計された偶然」なのだ。
かつてTinderで採用されていたと言われる「Eloレーティングシステム」は、その思想を象徴している。元々はチェスプレイヤーの強さを測るために開発されたこのシステムは、ユーザー一人ひとりに「魅力スコア」を割り当てる。
そして、人気の高いユーザーから「いいね」されるとスコアが大きく上がり、逆に人気のないユーザーから「いいね」されてもスコアはあまり上がらない。こうして算出されたスコアが近いユーザー同士が、優先的に表示されていたのだ。
つまり、アプリ内には目に見えない「格付け」が存在し、ユーザーを階層化していたのである。Tinderは現在このシステムの利用を公式に否定しているが、ユーザーを何らかの形で評価するという考え方は、形を変えて現在のアルゴリズムにも受け継がれている可能性は否定できない。
出会いの確率を高めたければ、人ではなく、まずアルゴリズムを持ったコンピューターに好かれることが、最大の近道なのかもしれない。
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