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 ◇ナ・リーグ ドジャース―ダイヤモンドバックス(2026年3月26日 ロサンゼルス)

 ドジャース山本由伸投手(27)が26日(日本時間27日)、本拠でのダイヤモンドバックス戦で2年連続の開幕投手を務めた。立ち上がりは順調にスコアボードに「0」を並べたが、4回に先制点を許し、5回まで5安打2失点だった。

 大歓声に背中を押されてマウンドへ。先頭のマルテには10球粘られたが、最後はスプリットで空振り三振に仕留めた。2番・キャロルもスプリットで左飛。3番・ペルドモには右前打を許したが、次打者・モレノの打席の際に、二塁へとスタートを切ったペルドモを落ち着いて二塁で刺して、結果的にこの回を3人で終えた。

 3回は二塁打と内野安打で1死一、二塁の場面を迎えたが、冷静なマウンドさばきと幸運を味方に無失点で終えた。マルテに鋭いライナー性の当たりを許したが、打球を一塁手・フリーマンが直接捕球。飛び出していた二走・ローラーを二塁でアウトにし、併殺でスコアボードに順調に「0」を並べた。

 順調な立ち上がりだったが、4回に暗転した。先頭のキャロルに右前打を許すと、次打者・ペルドモに右翼席への先制2ランを浴びた。静まりかえる球場の中心で、山本は打球の行方を見つめ、わずかに首をかしげた。

 先制点を失ったが、味方の援護は頼もしかった。5回連打で無死一、二塁とすると8番・パヘスが左中間席に逆転3ランをたたき込んだ。球場の雰囲気は一転、お祭り騒ぎに。パヘスの一発で山本に勝利投手の権利が生まれた。

 開幕戦では昨季のワールドシリーズ連覇を記念し、胸のロゴや背番号が金色に縁取られた特別ユニホームを着用。つばが金色となった帽子には2連覇を意味する2つの星もあしらわれた。昨季も本拠地開幕戦は同様のユニホームだったが、山本は日本での開幕戦登板だったため「金色ユニ」では初めての登板となった。

 万全の状態で新たなシーズンを迎えた。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の侍ジャパンに選出され、今月14日(同15日)の準々決勝・ベネズエラ戦に先発。中5日で先発した20日(同21日)のパドレス戦では5回3安打無失点、初回から3者連続三振など3回までに7奪三振を記録するなど、万全の準備で開幕前最終登板を終えた。

 メジャーで初めての大役を担った昨年は、3月18日のカブス戦(東京D)に先発し、5回1失点の力投で勝利投手となった。2年連続の大役は日本投手では22、23年の大谷翔平(当時エンゼルス)に続く5人目。2年連続白星なら初めての快挙となる。