少女たちに乱交パーティーさせていた「エプスタイン島」 日本人も訪れていた可能性が再燃
米司法省が性犯罪で有罪とされた大富豪ジェフリー・エプスタイン元被告(起訴後に自殺)に関する文書約350万ページを公開して以来、世界で大スキャンダルになっている。トランプ大統領や英アンドリュー元王子ほか多数の著名人の名前が文書で見つかっているからだ。そして、約1万回以上も「伊藤穣一(Joi Ito)」の名前が登場することがわかると、にわかに日本でも大騒ぎとなった。
小野田紀美科学技術政策担当相は、エプスタイン文書の調査と伊藤氏への聞き取りなどの検討を事務方に指示。伊藤氏は、エプスタイン氏の犯罪を認識しておらず、自らも違法行為はないと声明を発表。12日の衆議院予算委員会では中道改革連合の泉健太議員がこの問題を取り上げた。
伊藤氏は、2011年から2019年までマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの所長を務めたことで知られ、現在は千葉工業大学の学長だ。小野田氏が調査を指示したのは、伊藤氏が内閣官房の「グローバル・スタートアップ・キャンパス(GSC)構想」運営委員を務めていたからだ。伊藤氏が退任の意向を示したため、政府の聞き取り調査は中止となった。
千葉工業大学はプレスリリースの中で「本人が違法または不正な行為の存在を認識したことはなく、もとより本人は、いかなる違法または不正な行為にも一切関与していないことを、再度確認しました」と正式なコメントを出している。
ただ、ニュース報道によると、伊藤氏がエプスタイン氏と長年にわたり4000通以上のメールのやり取りを行い、親しい間柄にあったとされる。そして、エプスタイン氏から多額の資金を受け取っていたともいわれている。「PRESIDENT Online」(プレジデント社)は、エプスタイン氏が少女たちを乱交パーティーに参加させていたとされるリトル・セント・ジェームズ島(通称:エプスタイン島)を伊藤氏が訪問していた可能性が高いと報じている。
ジャーナリストの須田慎一郎氏は自身のYouTubeチャンネル「須田慎一郎のウラドリ!」で、伊藤氏と菅義偉内閣の関係を指摘している。伊藤氏がMITメディアラボ所長を辞めさせられて日本に戻ってきてから復権を遂げるきっかけとなったのが菅内閣だといい、新設されたデジタル庁の「デジタル監」という役職の最有力候補だったという。
デジタル監というのは事務方トップで、事務次官級のポスト。結果としてデジタル監のポストは見送られたが、デジタル庁や経済産業省の有識者会議の委員に就いて公職復帰した。
その後、伊藤氏はエプスタイン氏の要請に基づいて、NHKやKADOKAWA、カルチュア・コンビニエンス・クラブなどとの橋渡し役をしていたというが、何の目的があったのかは「現在取材中」(須田氏)だそうだ。
エプスタイン氏が各国のセレブから機密情報を積極的に収集していたことはわかっているが、そうした情報をどのように利用していたのかについては、須田氏を含めて世界のジャーナリストが追っている状況だ。どこかの政府の代理人的役割あるいは工作員をしていたのではないかという見方も出ている
