自分、いらない人だったりする…?AI時代の新しいストレス「AIRD」
AIが急速に広がり、「AIに仕事を奪われる」「AI時代になくなる仕事」というトピックをよく聞くようになりました。
自分はAI時代を生き抜けるのか…、自分の仕事はいつまであるのか…。今までなかった新たなストレス、それは「AIRD」です。
「AIRD」とは?
AI時代のストレスを研究した論文がCureusにて公開されていますが、そこで使われているのが「AIRD」という新たな言葉です。「AI Replacement Dysfunction」の頭文字をとったもので、AI代替障害という意味。AIに取って代わられちゃうかもという脅威、またはすでにその現実に直面している人が陥るストレス症状のことです。
AIRDの症状には、不安症、睡眠障害、鬱症状に加え、まわりとの関わり方や生きる目的、将来の自分など、自分の存在意義を見失う場合もあるといいます。
SNS時代には、FOMO(Fear Of Missing Out)という「SNSポストで何か大切なものを見逃しているかも、という不安」を表した俗語がうまれましたが、AIRDはこのAI時代ver.というところでしょうか。
大勢の人がAIに不安を感じている時代
AI時代にストレスを感じる人は少なくありません。ロイターのアンケートでは、回答者の7割以上がAIによる失業不安を抱えていることがわかりました。Pew Researchの調査では、アメリカ人の半数以上が職場でのAIの影響を不安視していること、低所得者〜中流階級ではほとんどの人が「将来的に就職事情が悪化する」と考えていることも明らかになりました。
現状、直接的にAIを起因とするリストラは非常に少ないとされているものの、その影響は確実にでてきています。とくに、キャリアをこれからスタートさせる若者、エントリーレベルの職種が影響を受けやすい傾向にあるようです。
AI含め技術革新があってもなくても、諸悪の根源は不景気。企業側はなるべくコストをカットしようとするので、AI導入加速は避けられない道なのかもしれません。それと比例して、AIRDという新語を耳にする機会も増えていく、のかもしれません。

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