Photo: Gizmodo編集部

45トンといったら初代ガンダムと変わらないくらいだよ!

CES 2026の会場でひときわ目立っていた車輌をご紹介しましょう。こちらOshkoshの「Striker Volterra」は空港・飛行場に配備されるディーゼル&電動モーターのハイブリッド消防車です。航空機火災などの緊急事態が起きたとき、タンクローリー級のタンクをもつ45トンの車体を停止状態から80km/hまで25秒という加速力で現場へ急行。11万リットル以上の消火剤で火消しに専念します。

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しかもこの車輌、運転も消化もワンオペです。消化スタッフが揃うのを待つまでもなく1秒でも速く現場に駆けつけ、運転席に乗車したままポンプを切り替え、高所用伸縮タレットを伸ばし、状況次第では穿孔ノズルを航空機の胴体に刺して機体内外の消化作業にあたれます。

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実はOshkoshというメーカーは、日本でも知る人ぞ知る存在なんですよね。国土交通省の資料によれば、国内の空港や自衛隊の飛行場で数十台のStrikerシリーズなどが働いており、日本を守っているウルトラ警備隊の車輌のようなもの。電動化と電子制御で45トン級の巨体を一人で操れることも含め、マジで巨大ロボットや特撮ヒーローのロマンを感じる1台じゃないですか。

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「CESといえば家電やガジェット」というイメージは強いですが、近年はモビリティや産業向けテックの比重も増えています。このStriker Volterraは空港の安全を支えるロボティクス/電動化技術として、CES Innovation Awards 2026のTravel & Tourism部門でBest of Innovationに選ばれたほどインパクトがあるもの。日本でも活躍するところを見てみたいですね。