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「マイホームは買った後もお金がかかる」とは言われますが、その金額がここ数年で驚くほど跳ね上がっています。建築士・ホームインスペクターのさくら事務所執行役員CROの田村啓さんが、最新の物価上昇(インフレ)を反映して算出した、修繕費のリアルな数字を解説します。

■ 5年前の1.4倍!修繕費の驚くべき上昇
昨今の建築資材の高騰や人件費の上昇により、リフォーム・メンテナンス費用も大きな影響を受けています。
・30年間の修繕費の比較:2020年度の試算では約876万円でしたが、2025年度の最新試算では約1,193万円(約1,200万円)へと急増。この5年でなんと約1.4倍になっています。
・50年間で見ると:さらに長く住むことを想定すると、試算額は約1,475万円にまで膨らみます。
30年間の総額を月々に換算すると、月々約3.3万円の積み立てが必要です。これはマンションの修繕積立金と同等か、それ以上の金額を「自分の意思で」貯めておく必要があることを意味しています。

■ いつ、どこに、いくらかかる?「魔の30年目」
修繕費は毎年一定にかかるわけではなく、特定のタイミングで大きな出費としてやってきます。
・15年目の「予防メンテナンス」:防蟻(シロアリ)、外壁・屋根・バルコニーの塗装、給湯器・便座・コンロの交換などが重なります。この時点での合計目安は約234万円です。
・30年目の「巨大な山」:設備の再交換に加え、キッチンやバスといった水回りの本格的なリフォームが重なる時期です。ここでの合計目安は約895万円(約900万円)と、非常に大きな金額になります。
このタイミングで一気に多額の現金を出すのは、教育費や老後資金の準備と重なり、家計に深刻なダメージを与える可能性があります。

■ プロが教える解決策:家計を守る「分散メンテナンス」
田村さんが推奨するのは、「メンテナンス時期をあえて分散させる」という考え方です。
・一気にやらずに「ならす」:15年や30年の節目に全ての工事を固めるのではなく、25年目から35年目にかけて、項目ごとに時期をずらして実施します。
・キャッシュフローを安定させる:一度に大きな現金を失うリスクを避け、家計へのダメージを最小限に抑えながら、計画的に家のコンディションを整えていくのが賢い方法です。

■ ポジティブに捉える:「家は未完成の器」
「そんなにお金がかかるなんて……」とネガティブに捉える必要はありません。
田村さんは、「家は住む人に合わせて変容し続ける、ずっと未完成の器」だと言います。20年後、子供が独立して夫婦二人になった時、その時の自分たちにぴったりの最新キッチンやトイレにアップデートしていく。メンテナンスを「より豊かな暮らしへのカスタマイズ」だと捉えることで、家への愛着も深まっていくはずです。

【まとめ】後悔しない家選びを実現しましょう!
戸建ての修繕を計画的に進めるためには、まず「自分の家が今どんな状態か」を正しく知ることが不可欠です。
特に中古購入時や、新築から10~15年経ったタイミングで、床下や屋根裏といった普段見えない場所をチェックすることは、将来の致命的なダメージ(構造の腐食など)を防ぎ、余計な出費を抑える最大の防御策になります。
株式会社さくら事務所のような専門家によるホームインスペクションを活用し、建物の健康診断を行った上で、無理のない「自分たちだけの修繕計画」を立てて、後悔しない家選びを実現しましょう!

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