“年収1000万円超”の会社員は“6.2%”! 「1000万円プレイヤー」が多い業種は?

写真拡大 (全2枚)

「年収1000万円」は、多くの会社員にとって一つの目標として意識されやすい水準でしょう。しかし実際にこの水準に到達している人は、会社員全体の中でどの程度いるのでしょうか。 本記事では、年収1000万円超の会社員の割合を確認したうえで、どのような業種に多いのかをデータから見ていきます。

“年収1000万円超”の会社員は“6.2%”

国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均給与は約478万円です。また、年収階級別の構成割合は以下のとおりです。
表1

年収 構成割合 1000万円超 1500万円以下 4.5% 1500万円超 2000万円以下 1.1% 2000万円超 2500万円以下 0.3% 2500万円超 0.3%

出典:国税庁「令和6年分民間給与実態統計調査」を基に筆者作成
表1から、年収1000万円超の会社員は、わずか6.2パーセントしかいないことがわかります。

「年収1000万円プレイヤー」の割合が最も多い業種は「電気、ガス、熱供給、水道業」

国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」をもとに、年収1000万円超プレイヤーの比率が多い業種を、比率順に表2へまとめました。
表2

業種 構成比 電気、ガス、熱供給、水道業 27.92% 金融業、保険業 19.28% 情報通信業 13.16% 学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業 10.46% 建設業 9.05% 製造業 9.01% 不動産業、物品賃貸業 8.64% 卸売業、小売業 4.01% 医療、福祉 3.54% サービス業 3.44% 運輸業、郵便業 3.19% 農林水産・鉱業 3.17% 複合サービス事業 2.72% 宿泊業、飲食サービス業 1.72%

出典:国税庁 「令和6年分民間給与実態統計調査」を基に筆者作成
表2から分かるように、比率が一番多い業種は電気、ガス、熱供給、水道業でした。他にも、金融業や情報通信業などでは、年収1000万円超の会社員の割合が他業種に比べて高い傾向が見られます。

「年収1000万円プレイヤー」を目指しやすい業種は?

上記のデータからは、多くの家庭にとって生活に必須となる「インフラ関連」の業種の比率が高く、いわゆる「1000万円プレイヤー」を目指しやすいという傾向が見て取れます。インターネットやスマホの普及により近年では必需品の1つともいえる情報通信業も、需要の大きい業種です。
官民・ビジネスを問わず経済活動の基盤となっている金融業や昨今、裾野を広げている保険業、私たちの生活を支える建設業、製造業、不動産業にも、同様のことがいえるでしょう。
ただし、個々人の年収はキャリアによっても大きく左右されます。「1000万円プレイヤー」を目指す場合、どの業種でもキャリアアップのために「専門性を高める」ための道筋を定める必要があるでしょう。

まとめ

ここまで、1000万円超プレイヤーが多い業種とその構成比率を紹介してきました。
前記のとおり、高収入を狙いやすいと思われる業種は、現代社会に不可欠なインフラ関連や、私たちの生活を支える職業が多いように見受けられます。生涯年収を考慮する場合、企業や業種単体ではなく、業界全体の将来性まで見据えた会社選びが重要といえるかもしれません。
 

出典

国税庁 令和6年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-(15ページ、23ページ、153~161ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー