レクサスLSコンセプト セダンのLSが6輪のミニバンになった!? Japan Mobility Show 2025
LSがミニバンになった?
レクサスLSと聞くと、50歳代のおっさん(筆者のことです)は条件反射で「セルシオ」と叫んでしまいます。初代レクサスLS(日本未発売)と初代セルシオは、同じクルマだったからです。
実際にセルシオが出たときの衝撃はすさまじく、高級車分野でもドイツ車と比較しても頭1つ抜けた存在と言われました。スカイラインGT-R、ユーノスロードスターとともに1989年の日本車黄金時代の中でも、とりわけエポックメイキングな1台でした。
しかしですねえ、今回トヨタイムズの配信を見るようなクルマ好きの皆様は、このモビリティショーが始まる前からざわついていました。なんとLSがミニバンになる!!! しかも、4輪ではない!!!、との先行情報が。
ミニバンはともかく4輪じゃないって何?それはもはや自動車ではないのでは? まさか2輪になるってこと?(笑)。
まあ、さすがにバイクのなることはないだろうから、常識的に考えれば6輪ですが、ひょっとすると8輪の可能性もあるのではないかと期待してヴェールを脱ぐのを会場で待ちました。
さてその姿は、じゃじゃーん。 6輪でした。残念(残念?)。



Luxury “Space”だから、ミニバンでもLS!
驚くべきは、そのホイールベースの長さ。前端と後端にタイヤが配置されていて、こりゃ中が広いのは外見からでも一目瞭然。
実際に3列目への乗車は、2列目シートを倒す必要がありません。そして、2列目を回転させることで2列目と3列目を向かい合わせにすることも可能です。日米首脳会談もできます(モビリティショーのプレスデーはトランプ大統領来日中でした)。
LSはLuxury SedanからLuxury “Space”に変わったとのこと。自動車の概念はもうおっさんにはついていけないほど変化しておりますよ。
ちなみに6輪の理由は、後席部車体重量負荷軽減と後席スペース確保のためというのがレクサスからの説明でしたが、私はスペース効率世界一がレクサスの真の狙いと見ていますし、これだけのスペースを確保するために重量もかさんだのでしょう。
なお、LSがミニバンになるなんて許せない、という皆様のためにLSクーペも用意されています。クラウン同様、トヨタグループのぬかりない戦略に脱帽です。
<レポート:北澤淳一>
