海外不動産投資家の宮脇さき氏が、自身のYouTubeチャンネルで「日本での富裕層を目指すのは厳しい!自社株売却で受け取るはずの100万円が最終的には55万円に!?」と題した動画で、日本の配当所得に掛かる三重課税の実態を詳しく解説した。動画では、「たった一つの事業が生み出したキャッシュフローが、株主の元に届くまでにこれだけ目減りする国なわけです」と現状を憂慮。そして、投資家はリスクを取っているにもかかわらずリターンの大部分は政府に取られる現状に、「政府はリスクは取らないけどリターンだけ取れる」と独自の警鐘を鳴らした。

動画冒頭で宮脇氏は、日本の富裕層や投資家にとって「配当所得は税率20.315%」という認識は危険だと指摘。「配当に至るまでで法人税、所得税、そして今後は社会保険料まで課税が進む」という三重課税のからくりをわかりやすくシミュレーション形式で解説した。実際、企業利益100万円が株主の手元に届くのは「最終的に55万円」という驚きの数字を提示。「想像以上の税率になっている」「利益の半分以上が国に持っていかれる」と述べ、具体的な負担率の高さを強調した。

さらに、今後検討・実行されつつある金融所得への社会保険料負担についても、「もはや制度設計段階まで進んでおり、総実行負担率は51.6%に達する」とし、資本や投資マネーが海外に流出するリスクにも言及。「アクセルを踏みながら同時にブレーキも踏んでいるようなもの。これでは日本経済は前に進みづらくなる」と日本政府の方針の矛盾にも苦言を呈した。

対策として宮脇氏は、「日本国内で投資するなら、5年10年と長期で持てる銘柄を選び、課税のタイミングを自分で決めるべき」とアドバイス。さらに「絶対売らず株式担保ローンなどを活用し、利益確定しないことで課税回避を図る」「資産は日本に置かず、海外移住や法人・銀行口座も海外に移す」といった選択肢も解説した。最後に、「日本に生まれたからといって、税金の納め先や資産の所在を国任せにしなくてもよい時代」と新たなライフスタイルを提案し、動画を締めくくった。

チャンネル情報

宮脇さき@海外不動産個人投資家として資産運用しながら、富裕層、経営者、投資家への資産コンサルティングの他、海外移住アドバイザーとしても活動登録者10万人超えのYoutubeチャンネル「さきの海外不動産しか勝たん」を運営