この食材の名前は? 七面鳥料理に欠かせません

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旬の食材は食べて美味しいだけではなく、栄養もたっぷり。本コーナーでは魚や野菜、果物など旬食材の魅力をご紹介します。

さて、今回のテーマとなる食材は?

文/おと週Web編集部、画像/写真AC

■真紅です

正解:クランベリー

難易度:★★★☆☆

実は、生食には不向きです

クランベリーは、ツツジ科スノキ属に属する常緑性のほふく性低木です。北米やヨーロッパ、日本の一部にも自生しており、冷涼な湿地を好む植物です。

最大の特徴は、地面を這うように枝を伸ばす様です。

背丈は低く、まっすぐ上に伸びるのではなく、横に広がるように成長します。まるで地面を覆うように枝が伸びていくため、庭のグラウンドカバーとして植えられることもありますし、鉢植えでも枝が垂れ下がるように育つため、見た目にも可愛らしく人気があります。

枝の先には小さな葉が密に付き、春には白や淡いピンクの花が咲き、秋には赤い実がつくため、季節ごとの変化も楽しめます。

日本では「ツルコケモモ」や「オオミノツルコケモモ」と呼ばれ、園芸植物としても親しまれています。

ただし、日本ではクランベリーの商業的な栽培はほとんど行われておらず、国内で流通しているもののほぼすべてがアメリカカナダなどからの輸入品となっています。

開花期は5〜6月頃で、秋(9〜11月)になると鮮やかな赤い果実をつけます。

少し意外かもしれませんが、クランベリーの果実は酸味と渋みが強く、水分も少ないため、生食には向いていません。そのため、加工されることが一般的です。

代表的な食べ方には、ドライフルーツ、ジュース、ジャムなどがあります。

とくにドライフルーツは定番の加工品。乾燥されることで甘みが増して食べやすくなります。シリアルやヨーグルトとの相性は抜群です。

アメリカの感謝祭では欠かせない果物で、七面鳥料理に添える「クランベリーソース」は定番の一品です。

また、北米では湿地帯を利用した「フローティング収穫」が行われており、水を張った畑に浮かぶ赤い実が一面に広がる光景は、秋の風物詩として知られています。

美味しいクランベリーの見分け方

日本では生のクランベリーは一般的に流通しておらず、冷蔵または冷凍品として入手するのが基本です。

赤くツヤがあるものが良品です。未熟な果実は白っぽく、酸味が強すぎるため加工しても風味が劣ります。

また、形が整っていて、いびつでないものを選びましょう。傷やへこみがあるものは鮮度が落ちている可能性があります。

ドライフルーツの場合は、赤黒くふっくらしていてハリがあるものを。保存料・着色料不使用のもののほうが自然な風味が楽しめます。また、色が濃く均一で、しわが少ないものが甘みと酸味のバランスがよい傾向があります。

クランベリーソースの場合は、鮮やかな赤色で果実感があるものを選びましょう。

【今月の旬食材は?】いま1年で最も旨い食材

クランベリーの注目栄養素

注目したいのは、プロアントシアニジンという成分です。これはポリフェノールの一種で、抗酸化力が非常に高く、ビタミンCやEよりも強力とされ、老化や動脈硬化、シミの原因となる酸化ストレスの軽減に役立ちます。

また、大腸菌などの細菌が尿路の粘膜に付着するのを防ぐ作用があり、膀胱炎などの予防に有効といわれています。

キナ酸という成分も膀胱炎予防作用があるとされています。また、抗酸化作用もあり、体のサビつきを防ぐ働きもあります。

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