まさか! 日産新型「ティアナ」登場へ 約7年ぶりに復活!? 全長5m級フラッグシップセダンとして登場! 「アルティマ」から名前変更し、中国に導入へ

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日産が「ティアナ」を導入か、その特徴は?

 日産の中型セダン「ティアナ」が約7年ぶりに復活します。

 いったいどのようなクルマなのでしょうか。

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 またその名が復活する中国市場では、現在どのような状況なのでしょうか。

フラッグシップセダンアルティマ」が「ティアナ」に!?(画像:中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部))

 日産は大幅な赤字による工場閉鎖や人員削減など、暗い話題が続いています。

 2025年5月に発表された経営再建計画「Re:Nissan」では人員や固定費、変動費の削減といった抜本的な経営の見直しを図っています。

 また、海外市場での競争力を保ち続けるための新たな開発体制を構築、2026年度までに自動車事業の営業利益の黒字化を目指しています。

 そんな日産ですが、一方で中国事業は少なからず好調に転じており、2025年6月単体は5.38万台を販売して前年同月比1.9%増を記録。

 その販売向上に一役買っているのが、中国専売BEVとなる「N7」でした。

 そうしたなかで、中国における日産のフラッグシップセダンアルティマ」のマイナーチェンジモデル情報が明らかとなりました。

 この情報が判明したのは中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)の公式サイトで、日本における経済産業省総務省の業務を扱う機関となります。

 中国では自動車メーカーが中国国内で製造する新型モデルを正式発表する前に、工信部に届け出る必要があることから先行してある程度の詳細が明らかになっています。

 今回、新たに明らかとなったのは新型「ティアナ」です。

 日産 ティアナは2003年に発売された高級セダンで、2013年に登場した3代目モデル「L33型」からは北米向けセダンアルティマ」と統合、日本では2020年まで販売されていました。

 中国市場では2004年から2018年まで「ティアナ」として販売されていましたが、2018年に登場した「L34型」から北米と同じ車名「アルティマ」に改名されました。

 そんな中、中国向けアルティマが再び「ティアナ」の名前に戻ることが判明したのです。

 工信部への届出情報によると、新型ティアナは現在販売されているアルティマのマイナーチェンジモデルという位置付けに。

 ボディサイズは全長4920 mm x 全幅1850 mm x 全高1447 mm、ホイールベースが2825 mmと、マイナーチェンジ前よりも全長が14 mm延長されています。

 フロントは日産が2024年に発表した「デジタルVモーション」フェイスを採用、より拡張されたグリルが先進的なイメージを演出。

 また、リアも大幅に刷新されており、先述の「N7」のような水平基調の左右一体型テールライトが特徴的です。

 ホイールもボディ同様に刷新され、高級感を高めた繊細なデザインが足元を彩ります。

 これに加え、届出情報に添付された画像からはツートンカラーの設定も確認できます。

 ツートンカラーは近年の高級セダンにおける流行りのデザイン要素で、ショルダーラインを分割線として明暗の異なる色を組み合わせることにより、シックで気品のある雰囲気を演出。

 新たにツートンカラーを設定するということは、これまで販売していた「アルティマ」よりもさらに上級の位置付けにしたいということかもしれません。

 一方でパワートレインに関しては現行モデルでも採用されているKR20DDET型2.0リッター直列4気筒ターボエンジンを採用します。

 このエンジンは「VCターボ」と呼ばれる可変圧縮比機構付きのエンジンで、圧縮比を8から14の間で可変、走行状況に応じて燃費重視か出力重視かで切り替えられるのを特徴としています。

 現行モデルではMR20DD型2.0リッター直列4気筒エンジンモデルも展開されていますが、これがマイナーチェンジ後のティアナでも同じなのかは不明です。

 新型ティアナの発表時期は明らかとなっていませんが、工信部に登場したということは正式発表がもう間もなくであることを意味します。

 中国市場におけるアルティマはフルモデルチェンジから6年経った現在でも月6000台前後、多い時は1万台超を販売する月もあります。

 一方で販売台数が当初よりも落ちていることも事実で、ここで名称と内外装変更を含むマイナーチェンジを投入することにより、イメージを刷新して販売回復を狙っていると見られます。

 価格に関しても競合する中国勢が同格車種をさらに安い価格で展開していることから、現在の価格である18.88-23.98万元(約388.1-493.1万円)から安くなる可能性もゼロではありません。