台湾人元慰安婦の追悼会で歴史教育の重要性を訴える婦女救援基金会の幹部職員ら

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(台北中央社)元慰安婦の支援団体、婦女救援基金会は14日、台湾人元慰安婦59人を追悼する式典を台北市内で開いた。同基金会の杜瑛秋執行長(CEO)は日本政府に対して引き続き謝罪や賠償を提唱していく考えを示し、「軍事的性奴隷」の歴史をより多くの人に知ってもらえるよう、教育を進めていく重要性を訴えた。

8月14日は韓国が「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」に定めている。同基金会はこの日に合わせ、毎年記念式典を開き、慰安婦問題を忘れないよう社会に呼びかけている。台湾では今年5月、存命だった最後の元慰安婦の女性が死去した。

同基金会は政府に対し、(1)慰安婦事件を女性の人権の著しい侵害だと見なし、国史と歴史の書籍に記載すること(2)教育当局が慰安婦や軍事的性奴隷の事件を学習指導要領に盛り込むこと(3)国家婦女人権館を設置し、人権教育を推進すること―の3点を求めている。

(曽以寧/編集:名切千絵)