柯前台北市長、東京で会見 与党と最大野党を批判 中国との対話に意欲/台湾
柯氏は、台湾海峡両岸の平和を確保するため、台湾は米中の意思疎通の架け橋になるべきで、米中対立の駒ではないと強調。台湾には実務的、理性的、科学的な政府が必要であり、政策推進時には民意に耳を傾け、専門家の意見を尊重するべきだなどと語った。
民進党は中国政府との信頼関係を失い、国民党は従順すぎていると苦言を呈し、連立政権を樹立して団結すべきだと持論を展開。各政党を和解させ、台湾に暮らす2300万人の共通認識を形成させてこそ、中国と有意義な対話ができ、両岸の平和が実現すると述べた。
また中国とは、自主国防により抑止力を保つとしながらも、台北市長時代に上海市とのフォーラムを8回実施したことに触れ、意思疎通を重ねるうちに、双方で信頼関係が築かれたと語り、対話の必要性を訴えた。
その上で互いを知り、理解し、尊重し、協力し、許し合うことが重要だと主張。対話を促進し、衝突のリスクを減らし、台湾海峡の平和をつくるとした。
日本とは、協力してより強靭(きょうじん)なサプライチェーン(供給網)を構築し、世界の科学技術と経済発展のために貢献したいと期待を寄せた。
(楊明珠/編集:齊藤啓介)
