「on = 〜の上」と覚えては英語は話せない? part3 コアで覚える英語 - 前置詞 (7)

写真拡大

 今回も前回まで2回続けて紹介している前置詞「on」のコアの、パート3を紹介していく。

【前回は】「on = 〜の上」と覚えては英語は話せない? part2 コアで覚える英語 - 前置詞 (6)

■onのコア

 「on」のコアは、「〜に接触して」である。必ずしも「〜の上に」ではなく、水平・垂直方向を問わず「接触関係」を表す。また物理的な接触だけでなく抽象的なものや事柄の接触も表す。

■(目的・用事を表わして)〜のために

 物理的な物でなく目的や用事などにonを使うことで「その出来事に接触している」つまり「〜に従事している」「〜のために〜している」という意味を表す。例)I’m here on business.「ここには仕事で滞在している」

■動作の継続を表す

 動作の継続を表す。上記のように「〜のために〜」という意味から「そのことに接触していて中々離れられない」つまり「継続している」という意味になると解釈できる。例)1. sleep on「眠り続ける」2. go on talking「話し続ける」3. on and on「ずっと〜している」

また動詞でなく名詞と組み合わせるとその状態であることを表す。

例)1. on duty「勤務中」2. on holiday「休暇中」

■心理的に〜に接触している

 物・物事だけでなく心理的な(継続した)接触も表す。例)depend on~「〜に頼る」

■時間の接触を表す

 ある行動・事象と共に起きる別の事象が接触しているという解釈から「〜するとすぐに〜」という意味を表す。例)On arriving in Tokyo, I called him.「東京に着くとすぐ彼に電話をかけた」

■〜が支払う,〜のおごりで.

 勘定の場面もしくは支払いについて話している場面で「on someone」と表現するとその人物がおごるという意味になる。例)1. The drinks are on me this time.「ここは私がおごるよ」2. It’s on the house.「店のおごり」

 以上3回に渡って続けて紹介してきた「on」だが、今回紹介した意味以外にもさまざまな意味に発展する。それらを逐一訳していてもきりがない。コアでイメージを掴んでしまうのが近道である。

 因みに日本語で「スイッチオン」のように電源を入れる時にオンと表現するがこれもそのコアイメージに基づいている。英語で「turn on」と言うが、そのコアから「電流と回線が接続する」と解釈できる。