【2022年追悼録】島田陽子さん “無縁仏” 危機、村田兆治さん “独居生活”、石田千尋さん “現代の陰陽師の変死” …本誌だけが目撃した「悲しすぎる最期」

島田さんと親しかった友人が、昨年末の忘年会の際に撮った写真。ステージに上がり、挨拶するなど、元気な姿を見せていた
2022年も、多くの著名人たちが鬼籍に入った――。人々から支持され、華やかな時期をすごしたにもかかわらず、「なぜそんなことに……」という疑問が浮かぶ、悲しすぎる最期を迎えた方も多かった。
7月25日に亡くなったのは、女優の島田陽子さん(享年69)。粒子線治療をおこなうなど、がん闘病を続けていたが、帰らぬ人となった。
「島田さんは海外で活躍する女優の先駆けでした」(芸能記者)と評価されていた一方で、死後はトラブルが相次いで表面化してしまった。
複数のスポーツ紙が7月26日に通夜、27日に告別式がおこなわれたと報じたが、本誌は「真っ赤な嘘です」と “架空葬儀” を訴える元マネージャー・福島浩一朗氏の証言を8月5日に報じた。
福島氏によると、島田さんの遺体は渋谷区に引き取られており、区の担当者から「その遺体が “島田陽子さん” であることは確認しています」と言われ、「ドライアイス代が1日6000円かかっています。遺体を引き取られる方に請求することになります」と言われたという。
2019年に離婚し、親族とも疎遠になっていた島田さんは、病院での死後、遺体を引き取る親族がいなかった。その場で福島氏が引き取ろうとしたがかなわず、妹からの委任がなければ、島田さんが “無縁仏” になりかねない状況だった。
トラブルはそれだけでない。
その後、遺体は渋谷区によって荼毘に付され、遺骨は “架空葬儀” をおこなった所属事務所に引き取られたと、8月16日に『サンケイスポーツ』が報じている。
島田さんは生前、埼玉県本庄市にお墓を購入していた。「『実家とは絶縁したので、父の墓には入らない』と言っていました」(福島氏)という島田さんの意思とは反対に、前出の記事では父の眠る都内の寺に母の遺骨とともに埋葬される、と報じられた。
本誌が確認した際、本庄市の墓石は手付金の数万円しか振り込まれておらず、組み立てもなされないまま “野ざらし” だった。寺の住職は、「このままだと墓石を業者に返品し、島田さんが墓を建てる予定だった区画もなくなってしまう」と嘆いていた。

2005年に発売された、彼の除霊に密着したDVD『陰陽師・石田千尋/悪霊退散絵巻』
11月11日の早朝、世田谷区成城にある家屋から火の手が上がった。そこから、元プロ野球選手の村田兆治さん(享年72)が病院に運ばれ、死亡が確認された。
村田さんはロッテ・オリオンズでの現役時代、豪快な「マサカリ投法」で215勝をあげ、引退後も少年野球に携わっていた。一方、9月に羽田空港の保安検査場で女性検査員に暴行した容疑で逮捕される事件もあった。
「空港での事件後は、顔色も悪くなり、ぐったりと歩く感じで心配でした」(近隣住民)
また、別の住民は、「私が1997年に引っ越してきて2年ほどは、奥様ともよくお会いしましたが、その後は親御さんの介護のために神戸の実家に帰ったそうで、いっさい姿を見ていません。また、2人のお子さんも15年くらい前に独立し、家には村田さんしかいなかったと思います」と語った。
独居生活に暴行事件による逮捕。村田さんについて「最近は元気がなかった」と、住民は口を揃えていた。
8月に本誌が “変死” を報じたのは、かつて『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)などに出演していた石田千尋さんだ。
「ふるべゆらゆらとふるべ……」という言葉を唱えながら、怨霊退治を披露するなど活躍し、「現代の陰陽師」と呼ばれた石田さん。
2001年ごろの超常現象ブームを牽引する人物の一人として知られ、テレビ出演以外に「人生アドバイザー」として占いもおこなうなど、精力的に活動。いっときは渋谷に豪邸を購入するなど、非常に羽振りがよかったが、2014年には自治体に差し押さえられ、手放している。
その後、かつて自身の会社で働いていたA氏のもとに身を寄せた。
本誌がA氏を取材したところ、「昨年12月31日にここで亡くなられた」と明かしている。A氏が発見したときはすでに石田さんは息がなく、警察では「変死」として扱われたという。
石田さんの身に何が起きたのかはわからないが、最後まで投稿していたTwitterアカウントは2021年12月29日を境に更新されなくなっていた。その直前には「今日、急に、意識を失い倒れた。」(2021年12月26日投稿)など、体調の悪さを窺わせるツイートがあった。
それぞれの活躍に勇気をもらった人も多かったはずだ。天国では心安らかにすごしてほしい。
