復旧が急がれる台鉄台東線の一部区間=facebook.com/TaiwanRailwayAdministrationから

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(台北中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)は21日、東部で今年9月18日に起きた地震により不通となっていた台東線玉里−富里間(18.8キロ、いずれも東部・花蓮県)について、当初の予定よりも早い来月28日に復旧させる方針を示した。

当初は来年1月18日に復旧させるとしていたが、台鉄によると王国材(おうこくざい)交通部長(交通相)はこの日、杜微(とび)台鉄局長から復旧状況に関する報告を受け、復旧の前倒しを決めたという。

地震の影響により、不通区間では新秀姑巒渓橋の橋梁(きょうりょう)や楽楽渓橋の橋脚、2駅のホームの他、軌道、通信、信号、電気設備などが被災。復旧工事では当初、余震や大雨に見舞われ、作業が思うように進展しなかったものの、その後施工方法を見直すなどして、工期の短縮につながったと説明した。

台鉄では復旧後も当面は制限速度を時速60キロとする。現場では引き続き監視を続けて安全を確保し、新たな橋梁の耐震設計基準に合わせ、耐震評価と補強を行う方針。また復旧後の列車の乗車券は30日から予約を再開する予定だとした。

(余暁涵/編集:齊藤啓介)