チーム練習に初めて参加した栃木ゴールデンブレーブスの高岸宏行【写真:編集部】

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キャッチボールでは元阪神右腕が絶賛する場面も

 独立リーグ・ルートインBCリーグ栃木ゴールデンブレーブスに加入したお笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行投手が25日、栃木・エイジェックさくら球場で行われたチーム練習に初めて参加した。精力的に汗を流し、自己採点を問われると「5億点です!」と胸を張った。

 栃木の練習着で登場した高岸は、ナインと一緒にお決まりのフレーズ「やればできる!」を絶叫。キャッチボールでは、相手を務めた元阪神の高野圭佑投手から「めっちゃいいボール」と絶賛された。

 その後、投内連係などに励み、初練習が終了。汗を光らせ「暑さにも負けず、みんなのパッションの熱さを感じ、楽しく練習できた」と語った。気になるのはデビュー登板のスケジュール。現段階のコンディションを問われると「きょうでも、5分後でもいけます」と言い切った。

 愛媛・済美高、東洋大で投手としてプレーし、プロを目指したが怪我で断念。ティモンディとして活動を始め、昨年4月にはプロ野球の始球式で“芸能界最速”の142キロをマーク。今年6月に行われた栃木の入団テストで、チームの選手と計5打席対戦して1安打に抑え、独立リーグながら“プロ野球”にも身を置くことに。「小学生のころの高岸にはおめでとうと言いたい」と感慨深げだった。(小西亮 / Ryo Konishi)