映画『峠 最後のサムライ』に役所広司…「21世紀を生きる我々に、とても響く言葉が詰まっている」
本作は、歴史小説界の巨星・司馬遼太郎氏よるベストセラー小説『峠』を映像化。幕末の風雲児と呼ばれた越後長岡藩家老・河井継之助を描いたもの。そして今回、コロナ禍による影響で3度、当初の計画から1年半の延期を経て、6月17日の公開が決まり、試写イベントも実施された。
上映前の舞台あいさつに立った役所は「この作品で描かれているサムライという人間像は、日本人が生み出した芸術品だと、原作者の司馬(遼太郎)先生も仰っております。そのサムライという人間像を、河井継之助に託して『峠』という作品を書かれたそうです。完成したこの映画は、21世紀を生きる我々に、とても響く言葉が詰まっております。どうぞ、ゆっくり楽しんで欲しいです」と促した。
メガホンを取った小泉監督は、これまでの映画人生を振り返りながら「僕は、好きな人物だけをずっと描いてきました。河井継之助という人物に出会えたことは、僕にとって非常に大きなことでした。一つの歴史というのは、一人の人物を思い出さないと、存分に生きてこないと信じているからです。ですので、ここにいらっしゃる方は、作品を見た後に、もう1回、心の中でその人物を思い出して欲しいなと思います。そして、良ければですね、それぐらいの大きな人物である継之助さんに、一度ならず何回も会いに来てくれれば、もっと嬉しいです」といい、笑わせていた。
▼ (左から)松たか子、役所広司、小泉堯史監督

映画『峠 最後のサムライ』完成披露試写会にて

映画『峠 最後のサムライ』完成披露試写会にて
▼ 映画『峠 最後のサムライ』予告映像
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映画『峠 最後のサムライ』 - 公式WEBサイト
