レアル・マドリー、「史上最高の補強選手」10名
先日パリ・サンジェルマンを相手に大逆転勝利をあげ、UEFAチャンピオンズリーグのベスト8に進出することに成功したレアル・マドリー。
スペイン国内のみならず欧州の舞台でも一貫して力を発揮してきた「巨人」。今回はそのクラブの「近年最も素晴らしかった補強」のトップ10を「footballtransfers」からご紹介する。
ルイス・フィーゴ

移籍金:6200万ユーロ(およそ77.94億円)
2000年にバルセロナから「禁断の移籍」を行い、レアル・マドリーへとやってきた。当時の世界記録となる移籍金が動き、フロレンティーノ・ペレス会長が狙う「銀河系軍団」の時代をスタートさせる存在となった。
白いユニフォームを着た彼は164試合に出場して37ゴールを奪取。カンプ・ノウでのエル・クラシコでは、バルセロナのサポーターから豚の頭が投げ込まれるという驚愕の事件にも遭遇している。
ジネディーヌ・ジダン

移籍金:7750万ユーロ(およそ97.43億円)
フランス代表でワールドカップとEUROを制覇した「将軍」ジネディーヌ・ジダンも、当時の世界記録となる移籍金でレアル・マドリーへと加入した選手だ。
「銀河系軍団」の司令塔として数々のスーパープレーを見せ、チャンピオンズリーグではレヴァークーゼン戦で伝説的なボレーシュートを叩き込み、歴史に名を残した。引退後もレアル・マドリーで指導者となり、監督としても
セルヒオ・ラモス

移籍金:2700万ユーロ(およそ33.94億円)
2005年にセビージャから加入したセルヒオ・ラモスは、レアル・マドリーが行った補強の中でも「史上最高のものだった」という評価もされている。スペイン人DFとしては当時最高額の移籍金が動いた取引は、フェルナンド・イエロ以来の絶対的なキャプテンをもたらした。
その闘争心とリーダーシップは圧倒的なもので、そしてなにより重要なときにゴールを奪ってチームを救う勝負強さがあった。レアル・マドリーで101ゴールを決めた彼はディフェンダーだということを忘れてしまうような数字を残している。
マルセロ

移籍金:650万ユーロ(およそ8.17億円)
2007年に10代でフルミネンセからレアル・マドリーへとやってきたマルセロ。当時はわずか650万ユーロという移籍金で取引されたが、それからの数年で世界最高の攻撃的左サイドバックとして名が知られるようになった。
当時のフロレンティーノ・ペレス会長が「これはクラブにとって重要な契約だ」と話していたが、それを信じていたものはあまりいなかった。しかしレアル・マドリーで長年成功を収め、まさにペレスの予測が正しかったことを証明している。
カリム・ベンゼマ

移籍金:3500万ユーロ(およそ44億円)
アテム・ベナルファらとともに当時のフランス最強クラブであるリヨンでデビューし、ストライカーとして大ブレイクしたベンゼマ。2009年に3500万ユーロでレアル・マドリーに移籍し、それ以降10年以上に渡って価値を証明し続けている。
クリスティアーノ・ロナウドがいたときは彼のパートナーとして黒子に徹し、ロナウドが退団後はゴールスコアラーとして再びその圧倒的な決定力を見せつけている。クラブ最多ゴール記録の2位は伝説ラウール・ゴンサレスであるが、その324という記録まであと19と迫っている。
クリスティアーノ・ロナウド

移籍金:9400万ユーロ(およそ118.17億円)
レアル・マドリーの白を身に付けた世界最高の選手の1人。マンチェスター・ユナイテッドでドリブラーとして大ブレイクしたクリスティアーノ・ロナウドは、2009年に当時の世界最高記録となる9400万ユーロで獲得された。
スペインに来てさらにゴールスコアラーとしての才能を開花させ、毎年のように信じられないような数の得点を記録。サンティアゴ・ベルナベウで勝ち取れる全てのものを手にしていった。
ラファエル・ヴァラン

移籍金:1000万ユーロ(およそ12.57億円)
RCランスで若くしてデビューし、ジョフレイ・コンドグビアとともに話題を集めた。18歳になった彼にジョゼ・モウリーニョ監督が目をつけ、1000万ユーロでスペインへと引き連れてきた。
その後、マンチェスター・ユナイテッドに去る昨年夏まで10年にわたってレアル・マドリーでプレー。3回のリーガ優勝、4回のチャンピオンズリーグ制覇に貢献。セルヒオ・ラモスとともに世界屈指のセンターバックコンビを形成していた。
ルカ・モドリッチ

移籍金:3400万ユーロ(およそ42.74億円)
2012年、トッテナム・ホットスパーからレアル・マドリーにやってきたモドリッチ。今考えればおかしなことであるが、スペインのメディアからあまり人気がなかった時期もあった。『Marca』は「今季最悪の補強」に彼を選んだほどだ。
しかし彼はその後すぐに適応し、中盤の絶対的な司令塔としてポジションを確保。ヨーロッパで優位性を保つレアル・マドリーの中核として長く活躍を見せた。今ではあらゆるマドリディスタに愛されている。
トーニ・クロース

移籍金:2700万ユーロ(およそ33.94億円)
マンチェスター・ユナイテッドも獲得に近づいていたトーニ・クロース。しかしルイス・ファン・ハールがそれを保留したため、レアル・マドリーに来ることになった。それは間違いなく大きな成功への道のりであったといえる。
それから8年が経過しているが、その間彼がレアル・マドリーでバックアップになったことは一度もない。圧倒的な技術と頭脳を武器に、クラブのタリズマンとして影響力を発揮し続けている。
カゼミロ

移籍金:800万ユーロ(およそ10.06億円)
レアル・マドリーがカゼミロを獲得したのは2013年。それから彼は一度FCポルトへと売却されたが、それから2015年に買い戻し条項が行使されて復帰した。
【写真】「代表では無冠」のスター選手、21世紀のベストイレブン
成功を収めたとは言えないラファ・ベニテス監督の選択の中で、彼をレギュラーに固定したことは数少ない英断だった。そしてジネディーヌ・ジダンの下で世界最高のボランチに成長し、現在でもその価値は変わっていない。
