福建省のバイオ企業、厦門艾徳生物医薬(艾徳生物、300685/深セン創業板)は7日、自社開発の肺がん遺伝子検査パネルが日本で発売されることを発表した。(イメージ写真提供:123RF)

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 福建省のバイオ企業、厦門艾徳生物医薬(艾徳生物、300685/深セン創業板)は7日、自社開発の肺がん遺伝子検査パネルが日本で発売されることを発表した。
  
 同社の公告によれば、同社が開発して昨年6月に日本の医薬品医療機器総合機構から発売認可を得たコンパニオン診断薬「AmoyDx肺がんマルチ遺伝子PCRパネル」がこのほど日本の医療保険適用対象となり、日本国内で発売されることになった。

 同パネルの日本における医療機器登録分類はクラス3で、想定用途は複数の肺がんドライバー遺伝子の検測となっている。同社は同パネルについて、感度が高く、特異性が良好、操作しやすく、短時間で結果が出るなどの特徴を持っており、臨床においてターゲッティング療法の受益者を速やかにかつ全面的にスクリーニングすることができるとしている。

 日本国内での販売を行う理研ジェネシスの発表によれば、同パネルは11日より発売される。艾徳生物は、同パネルが日本の医療保険適用対象となり発売されることについて、自社の海外での市場競争力を高め、今後の発展にポジティブな影響をもたらすとする一方、今回の発売自体が将来の業績に与える影響については日本での実際の販売状況次第であるとの見解を示した。

 艾徳生物は2008年設立で、2017年8月に深セン証券取引所創業板に上場した。主に腫瘍のプレシジョン・メディシン(高精度医療)用分子診断製品の開発、生産、販売を手掛ける。2021年1〜9月期の営業収入は6億4573万元(前年同期比33.41%増)、純利益は1億7655万元(同39.98%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)