ベトナムの衣料品工場。ファストファッションの台頭で世界の衣料品の生産量は大きく増えている(VWPics提供・AP=共同)

 流行を取り入れた低価格の商品を次々と供給する「ファストファッション」の台頭で、環境に大きな負荷が生じているとの論文をフィンランド・アールト大などの研究チームが23日までにまとめた。世界の衣料品の生産量が2000年からほぼ倍増する一方、9200万トンの布地や未使用の衣料品が毎年廃棄されるなどしている。

 業界に大量生産・大量消費のビジネスモデルの抜本的変革を求めるとともに「消費者は衣料品の購入を減らし、長く使う必要がある」と指摘。持続可能な「スローファッション」に立ち戻るよう訴えている。