台風15号の強風で鉄柱が倒壊した千葉県市原市五井のゴルフ練習場「市原ゴルフガーデン」について、運営会社の代理人弁護士が24日、千葉市内で記者会見し、練習場を解体した上で土地を売却する方針を明らかにした。

 売却で得る資金を、住宅などに被害が出た住民への補償に充てる考えだ。

 補償を巡っては、運営会社と住民ら35人の間で、県弁護士会の仲介による裁判外紛争解決手続き(ADR)が進められている。

 会見では、23、24日に行われた第1回手続きについて、運営会社の代理人弁護士が説明。「家を建て替えて住み続けたいが、再び鉄柱が倒れないか不安だ」といった住民の声などを受けて、練習場の継続を断念したと語った。同席した運営会社の渡辺陽子社長は「売却することが一番の責任をとる方法だと考えた」と話した。