「NHKのど自慢」公式サイトから

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2019年8月18日に放送された「NHKのど自慢」で起きていたハプニングについて、事態が無事解決していたことが分かった。

同日の放送では、出場者の歌唱が終わり、ゲスト歌手が歌唱中の番組終盤に、歌唱を終えてひな壇に座っていた出場者の81歳の女性が体調不良を起こし、その場でかがみこむ一幕があった。ゲスト歌手の歌唱終了後には司会の小田切千アナウンサーが女性に駆け寄りながら番組の進行を継続したほか、スタッフが介抱しつつ、女性をステージから降板させるなどした。

NHK「保健師が対応し、念のため病院で受診しました」

女性は番組開始後18分後となる18日12時33分頃に画面に登場。エントリーナンバーは10番で、歌手の舟木一夫さんの「絶唱」を披露した。その後、女性はひな壇に着席し、後続の出場者の歌に耳を傾けるなどしていたが、ゲスト歌手の2人目となる鳥羽一郎さん(67)の歌が始まったあたりから時折口に右手を当てていたほか、歌の隣に座る出場者にもたれかかったり、胸に左手を当てるなどしていた。そして、歌の終了直前にはその場でかがみこんでしまい、楽曲の終了と共に小田切アナが駆け寄るなどしたため、ひな壇に座るほかの出場者が一時騒然とする事態となっていた。

番組は問題なく終了したが、突然の出来事ゆえ、視聴者からは「のど自慢で体調悪そうだったおばあさんは大丈夫だったのかなあ」といった心配の声が続々。そこで、J-CASTニュース編集部は19日、NHKに対し、その後、女性がどうなったかについて取材した。その結果、

「会場に待機していた保健師が対応し、念のため病院で受診しました。現在は回復しております」

との回答を得た。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)