Googleが、開発者向けイベント「Google I/O 2015」で発表した新しいモバイル決済サービス「Android Pay」のサービスを、ついにアメリカで開始しました。アメリカでは、Appleがモバイル決済システムのApple Payをすでに2014年9月から開始しており、Android PayがApple Payの牙城を崩すことができるのか、注目が集まっています。

Official Android Blog: Tap. Pay. Done.

http://officialandroid.blogspot.co.uk/2015/09/tap-pay-done.html

Android Pay, Google’s Apple Pay Rival, Arrives Today | TechCrunch

http://techcrunch.com/2015/09/10/android-pay-googles-apple-pay-rival-goes-live/

GoogleのAndroid Payは、スマートフォンのNFCを利用したモバイル決済システムで、支払時にお店が用意している端末にスマートフォンをかざして、画面をタップするだけで支払いが可能になるというものです。Android Payはクレジットカードとデビットカードに対応していて、MasterCard、Visa、American Express、Discoverなどアメリカの4大カード会社をサポートしています。



Android Payが動作するのはNFC搭載のOSがKitKat 4.4以上のデバイスで、契約しているキャリアを問わず利用することが可能です。Android Payを使用できる店舗はアメリカ全土で100万店以上となっており、レストランやアパレルショップ、スーパーマーケットが含まれています。



Android Payは、Apple Payと同じトークンシステムを採用してます。トークンシステムとは、クレジットカードやデビットカードの情報を別の番号に置き換えて決済をおこなうサービスのことで、簡単に言うと、お店にカード情報を渡さなくてよいため、セキュリティが高いということ。GoogleはセキュリティをAndroid Payの核となるものとして位置づけており、かなり力を入れているようです。



Android Payがスタートしたことで、既存のモバイル決済サービスである「Google Wallet」の行方が気になるところですが、Android Payのサービス開始に併せて送受金がメインのサービスとして再リリースされています。Google Walletのモバイル決済機能がAndroid Payに以降し、デビットカード・銀行口座・Google Wallet Balanceから他のユーザーにお金を送金したり、受け取ったりする機能だけが残った形になっているとのことです。

Google Commerce: Welcome to a new Google Wallet

http://googlecommerce.blogspot.jp/2015/09/new-google-wallet.html