宮崎夏次系が凄い、ということは、ここ数年ずっと漫画界でいわれ続けていることだが、先ごろ刊行された『もじるひと』(早川書房)を読めば、あらためてその凄さに気づかされることだろう。 【写真】宮崎夏次系『もじるひと』 『もじるひと』は、タイトル通り、宮崎が古今東西の文学作品の題名を“捩(もじ)り”、その言葉からインスパイアされた物語(1作につき8ページのショート・コミック)を31本収録した作