インドネシア・トモホンの高床式伝統家屋=2025年3月(共同)インドネシア・スラウェシ島に住むミナハサ人の高床式伝統家屋が、民族を超えて人気だ。元々は外部からの襲撃対策で高床になったとされる。解体と組み立てが可能な工法が広がり、近年は海外への輸出も増える。地震に強い木組みが用いられ、専門家は「災害の多い地域で受け継がれた知恵」と注目している。(共同通信ジャカルタ支局=山崎唯)地面から5メートルほどに