自社バラ園のバラ発酵成分に高い安全性を確認し特許登録

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株式会社ナリス化粧品

ダブルデライト

株式会社ナリス化粧品(代表者:村岡弘義 本社:大阪市福島区)は、モダンローズを代表する系統のバラであるハイブリッド・ティー・ローズのダブルデライトの花弁の抽出物を乳酸菌HOKKAIDO株(R)により発酵させた成分に高い安全性を確認し、特許登録に至りましたので以下にその内容をまとめます。




【研究の背景】


当社は1992年にバラが持つ肌の老化対策に関わる研究で社団法人大阪工研協会から「工業技術賞」を受賞するなど、バラ研究について30年以上の知見を蓄積しています。現在では、宮城県登米市に敷地1万坪を超える自社所有のバラ園「ナリス ローズガーデン」で、社員がバラを栽培し本社の研究者と連携して、生バラから化粧品原料の研究や開発に取り組んでいます。花弁だけでなく、葉・茎・子房などバラの部位別に、成長の時期や季節・時間の差によるバラの持つ力を確認できる研究環境を生かし、花弁の色によって肌に与える効果が異なることを見出だしたり、棘からも保湿成分を見出すといった成果も挙げています。現在は7種のバラから抽出したオリジナル成分を化粧品開発に生かしており、それぞれのバラが持つ異なる効果を組み合わせることにより、コンセプトに合致した化粧品の開発を実現しています。



【特許の内容】


「ナリス ローズガーデン」の生バラが持つ力を新しく引き出すことを目的とし、開発をした複数のバラのオリジナル成分(花弁抽出物)と乳酸菌HOKKAIDO株(R)を掛け合わせた発酵物を作成しました。発酵させる前の花弁抽出物と、花弁を発酵させた発酵物を肌の細胞に作用させ、安全性を評価したところ、複数のバラの中で花芯は白く、花弁の先は赤いバラ「ダブルデライト」の花弁から抽出した成分を発酵させた成分に高い安全性を有することを見出しました。



北海道立総合研究機構提供






【今後の展望】


今回の「ダブルデライト」の花弁発酵物の開発により、バラ花弁の抽出物の効果を維持したバラ花弁抽出物の乳酸菌発酵物の高配合が可能となり、従来の効果よりも高い効果を発揮できると考えます。また、肌への安全性が高まったことで敏感肌の人や乳幼児でもバラ花弁の抽出物の効果を維持したバラ花弁抽出物の乳酸菌発酵物を配合した製剤の使用を可能にすると考えます。



ナリス ローズガーデンのダブルデライト(5月撮影)



【特許登録番号】7857060


【登録日】2026年4月28日


【名称】ハイブリッド・ティー・ローズ花弁抽出物の乳酸菌発酵物


【発明者】ナリス化粧品 研究開発部 上田浩士・森田哲史・佐藤裕太



※6月2日は「ローズの日」です