アンチグローバルマッチョ最終宣言 〜ネットは自分の人生を導いてくれる〜

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今回はうさみのりやさんのブログ『うさみのりやのブログ 〜最近は徐々にミリオタ化〜』からご寄稿いただきました。
■アンチグローバルマッチョ最終宣言 〜ネットは自分の人生を導いてくれる〜
最近つくつぐ感じるのが、「オレ、ブログが無かったら死んでたかもな」ってことです。

官僚時代に凄いストレスためて、色々抱えこんで、なんだかノイローゼになりそうで「だったら思っていること全部吐き出して世に問うてみよう」と思ってブログ始めたところ、「バッシングばっかりかな〜」と思ったら意外に支持してくれる人もいて、んでもって本も出すことになって、調子に乗って「仕事辞めて自立する」とか言いだして、失敗ばかり繰り返したけれど、それでもなんとか生き抜いて今ここにいる。

多分あのまま官僚続けてたらストレスで潰されるか、人生に割り切ってひたすらキャリアアップのために転職する人生を送ってた気がします。

なによりも一番変わったのが「組織の歯車としての人生」から「うさみのりやの人生」を生きるようになったな〜ということで、それまでは歯車の自分にしか世間は価値を見いださないと思っていたし、自分もその歯車として求められる役割を懸命にこなそうとしていた(今思えばブラック企業的価値観に飲み込まれていたということかもしれないが)けれど、自分自身のしたいこと・思うことを発信する積み重ねで、だんだんと自分に興味を持って会いたいと思ってくれる人、さらには、そういう自分に市場価値を見いだしてお金を払ってくれる人が現れてなんとか生き延びることができている。

ブログを通して「自分」ってものをメディア化してさらしたおかげで、自分という存在を客観視することができたし、そのおかげで自分の進むべき道というものも見えてきた。PVや訪問者数という数値は、差別化を要求してくるので自然と人とかぶらなくて、かつ自分でも歩めるようなオリジナルな道へ人生を導いてくれる。官僚を辞める前は悪い意味で他人をモデルにしてでかい妄想ばかり描いていたけれど、なんの事業経験もない自分がいきなり上手くお金を稼げるはずがないわけで失敗ばかりだったが、それでもブログと向き合い続けることで地に足がついたし他人と競争しないですむポジションが少しずつできて、お金も少しずつ稼げるようになって人生が開けてきた。

そんなことを考えていたらtwitteの創業者のビズ・ストーンもブログを書くことで人生を切り開いたと知った*1。若かりし頃に1社スタートアップを成功させたものの会社の方向性に疑問を感じ退職し、やることないので家の地下室でブログで色々なアイデアを書き続けるうちに、注目を浴びて本を書くことになり、そしてgoogleのfounderのエヴァン・ウィリアムズに誘われて同社に入社して、そして彼と一緒にtwitterを立ち上げることになる。

*1:「株式上場を控えてビズ・ストーン、半生を語る―「ひどい失敗の連続が結局Twitterを生んだ」」 2013年11月08日 『TechCrunch Japan』
http://jp.techcrunch.com/2013/11/08/20131106be-emotionally-invested/

自分のメディアを持つということは、まぎれもなく自分の人生を切り開くということだ。強く自分の将来や人に伝えたいことをイメージして情報を発信すると、必ず反応が返ってくる。その発信の積み重ねは必ず自分の人生を変えてくれる誰かに届く。それくらいネットは世の中に普及した。

自分がブログを始めた当初は、まだ自分のメディアを持つことの意義をきちんと認識していなくて、組織を直ぐに辞めてしまったけれど、別に組織にいながらでも匿名でこういった活動は十分出来たわけで、私の話というのは特別な話では決してないと思う。(今過去を振り返ればもっと戦略的に情報発信が出来たかなと後悔するところもある。)