27日のボローニャ戦で3−3と引き分けたローマ。ワルテル・サバティーニSD(スポーツディレクター)は28日、ズデネク・ゼーマン監督の進退について言及し、不満を表している。

「見直すべきことがいくつかある。ボローニャ戦はちょっと悪かったが、ここ4試合でチームはインテルとフィオレンティーナに勝ち、残る2試合で引き分けている。まっさかさまに落ちているわけじゃないんだ。我々は自分たちの真の可能性を検討し、望むことをするための戦略を立てていく」

「ゼーマンは大喜びでローマを選んだ指揮官だ。主に攻撃で相手を押しつぶすという“ごう慢”なサッカーを選手たちにやらせることを考えていた。彼はそれを成功させている。ローマのファンはこういうサッカーをするチームに値すると信じているよ。ゼーマンはこの目標を達成した。チームはリーグ最多得点だ。我々が素晴らしいチームということではなく、それをやれるということだ」

「我々はゼーマンに仕事をさせて、彼はとても勇敢に、選手たちのポテンシャルを理解した。例えば(エリック・)ラメラのようにね。だが、彼だけじゃない。だから、彼の仕事の大きくはクラブやファンから評価されてきた。私は選手たちのことも信じている」

「それから、今のようにあまり満足できない状況となった。以前と比べて多くを産み出すことができず、我々はその理由を少し探っているところだ。組織づくりにおいて我々が何かを間違ったのかもしれない。監督交代という考えも検討すべき段階だ。監督は我々とうまくやってきたし、いろいろあっても我々は満足しているがね」

「監督が規律について話したことに、我々はまったく影響されていない。彼の助けとなり得たルールがないと言われたことで、我々が攻撃されたとは感じなかった。そこに隠された意図などなかったと思う。ルールの問題は、私は違うと思う。ルールが存在することは、彼も知っているからだ。だが、我々が望むルールはローマというクラブのためのものではなく、ローマの選手たちのものだ。ピッチでは見えない多くのことをしようとするクラブの要求をすべて満たすようなルールのことだ」

「規律の欠如と言われたが、ウチの選手たちを無能と批判することはできない。勝てないときはあるかもしれないが、彼らは礼儀正しく、振る舞いという点でも非常に強い。25人の選手がおり、ちょっとやりすぎてしまうことはあり得るだろう。彼らは若いのだから当然だ。だが、真面目な人間たちであり、我々フロントが彼らの意欲のなさに直面したことはない。彼らは仕事をしている。我々全員と同じように弱さがあるということだ」

「責任を負わなければいけないことは分かっており、いつ明確な形でそれをすべきかを分かっている。いくつか間違った形でなされたことがあるのに気がついた。規律は監督の特権であり、彼はそれをよく知っている。クラブは全体的に振る舞いをチェックしているが、ちょっとしたこと、遅刻やドレッシングルームでの声が小さいとか、常にマナーある振る舞いかといったことは、監督の仕事だ。もちろんクラブはその対応を支える」

「おそらく、今年の問題の一つは、いくつかの関係が深刻化していることだ。ゼーマンはそう感じていないかもしれないが、もう片方はそう感じている。それで混乱が生まれるんだ。より万全に取り戻さなければいけない選手たちがいることは明らかだ。監督には全権があり、私が強いることはない。私が言うことにたまに耳を傾けることを願っているんだよ。それが有益だと信じている。全員との関係が普通である必要がある」