写真集の中でお気に入り、「テーブルの上に寝転んでいる写真ですね」と説明していた森崎友紀。 (撮影:野原誠治)
テレビ朝日系の番組「お願い!ランキング」などで活躍する料理研究家・森崎友紀(30)が7日、都内で自身初となる写真集「for Men」(5日発売・集英社刊)の発売記念イベントを行った。

水着グラビアを撮り下ろした写真集。森崎は、最初で最後のつもりで出したという。そして、本を構成するにあたり、セクシーなビキニ姿と美味しい料理の組み合わせ…。“男の二大欲求”を詰め込んだそうだ。写真集は、112ページの二部構成にし、水着姿やシャワーシーンなどの大胆ショットを含んだ『水着フルコース編』を80ページ。裏表紙からめくると、独身男性向けに準備したという料理レシピ20品分を掲載した『今夜のおかず編』32ページが盛り込まれている。

グラビア撮影にあたり、グラビアアイドル・熊田曜子の写真集を購入してポーズや表情をつくることを研究したという。注目してほしい写真について質問を受けると「そうですね〜。えーと、まぁ、ヨコチ…(横乳)」(途中、ハッと気づいたようで、言葉を飲み込んだ)と、ストレートな答え方も。集まった関係者の爆笑を呼んでいた。

“エロおいしい”料理研究家という、キャッチフレーズは本人が知らないところでつけられたらしい。「え〜、まぁ、楽しそうでイイんじゃないでしょうか。ウフフ」と余裕を感じさせる構え。掲載した料理レシピについては、“男が元気になる”ことをテーマに自身が用意したとか。森崎は「おかずがイッパイ載っているんですけれども…。どんなとらえ方をしてもらっても構いません(笑)。ぜひ手にとってみてください」とニッコリ笑いながら、意味深なメッセージを発していた。

■イベント会場での一問一答

――水着フルコース編、撮影地は?

森崎友紀(以下、森崎):はい、中国の台北というところです。(周りにいた関係者が「台湾の台北です!」と慌てて訂正。会場じゅう、爆笑)アハハ、ごめんなさい。台湾の台北です。

――そのロケ地、台北での思い出は?

森崎:ビーチがあって、思ったより南国の雰囲気でした。異国情緒あふれる景色とか雰囲気イッパイのお店がありましたね。食べ物がすごく美味しかったですし、勉強にもなりました。

――写真集、お気に入りのカットは?

森崎:深い紫色のドレスを作ってもらって…(大きなテーブルの上に寝転んで、艶っぽい表情で写っている見開き写真)自分では、こんな撮影経験をすることはないと思っていた。でも、初めてのモデル撮影に立たせてもらって、自分には見えないぐらい仕上がりだった。キレイに撮ってもらって嬉しかったです。

――水着撮影で苦労した点や工夫した点は?

森崎:そうですね。水着の撮影、本当に初めてだったので、活躍されているグラビアアイドルの方の本を買ったりして、自分なりに勉強して撮影に挑みました。(その研究した本、グラビアアイドル・熊田曜子の写真集とのこと)。そう、撮影のために用意された水着っていうことを知らなくて「この水着だと、泳げないですよね?」って言ったら、スタッフの方から笑われました。そういったことなど、初めての経験だらけで楽しかったです。

――水着姿は初披露ですね。自慢のボディパーツだったり、ここを見てほしいところは?

森崎:そうですね〜。えーと、まぁ、ヨコチ…(横乳)。(途中、ハッと気づいたようで言葉を飲み込んだ。会場じゅう、大爆笑)。アハハ、スイマセン。ウエストラインです。私、お尻が大きいので、ウエストが強調されるので、そういうところですね。

――水着撮影を今後、封印する理由は?

森崎:年齢的にもアレですし、メインは料理研究家なので。今回の仕事は、森崎という名前を知ってもらえたかったのと、男性の方々が料理に作ることに少しでも興味を持ってもらえたら…ということがコンセプトだったので。

――じゃあ、リクエストがあっても断る?

森崎:アハハ。(数秒間考えて、関係者の方にも視線を送り、うなづいた)

――このレシピ付写真集、どんな人に見てもらいたい?

森崎:料理や栄養のことについて、あまり興味を示してこなかった男性に見てもらいです。このグラビアページでまず、手にとっていただき、少しでも料理に関心を持ってもらえたらと思っています。

――掲載した料理レシピは、どんな基準で選んだ?

森崎:「for MEN」という本のタイトルからあるように、男性向けに選びました。簡単で、しかも、どこにでもあるような食材で。短時間で出来る料理です。味付けも男性の好みを意識しています。

――紹介した料理の中で、一番のオススメは?

森崎:はい、ハンバーグです。まず、基本のハンバーグで興味を示してもらって、他のメニューにも展開していける構成にしています。基本レベルの料理をひとつ抑えると他の料理も作れたりするので、オススメです。

――“エロおいしい”料理研究家というキャッチフレーズがついていますが?

森崎:え、そうなんですか?アハハ(笑)。そうなんですね。え〜、まぁ、楽しそうでイイじゃないでしょうか。ウフフ。