ついに実現するドリーム・カード。両者ともコンディションに不安を残すが、その部分も含めて勝負は始まっている

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10日(金・現地間)、ストライクフォースより10月9日(土・同)のサンノゼhpパビリオン大会の追加カードが正式発表された。ニック・ディアズ×KJ・ヌーン、サラ・カウフマン×マルース・クーネン、マット・リンドランド×ルーク・ロックホールド戦が決定している同大会で、新たに組まれたのはライト級マッチ=ジョシュ・トムソン×ジェシアス・JZ・カバウカンチ戦だ。

MMAファン待望のライト級カードが実現する。前ストライクフォース世界ライト級王者トムソン×HERO'S王者JZ・カルバンこと、JZ・カバウカンチの一戦。両者ともMMA界を代表するオールラウンダー。打撃、レスリング、寝技と穴のないスタイルの持ち主だけに、好勝負が期待される。

一つのプロモーションのなかで、キャリアを積み上げてきた者同士の一戦の持つ濃密な醍醐味とは、また一味違った――、これまで絡むことのなかったキャリアの持ち主が対戦するドリームマッチ的要素を多分に秘めているスーパーカードの実現といっても過言ではない。

6月26日のパット・ヒーリー戦では判定負け直前に魂のリアネキドチョークによる一本勝ちで、トップ戦線に踏みとどまったトムソンは、JZ戦の実現に関して「ファンはJZのようなファイターとの試合を望んでいたに違いない。僕はライト級の全てのベストファイターと戦っていきたい。ストライクフォースには今、ライト級のトップファイターが集まっている。いつもギルバート(メレンデス)との3度目の試合について尋ねられるけど、それは時がきてからだよ。つまり、僕は今、一つ一つの試合に集中して、勝ち続けるということ。これからワクワクするようなファイトが待ちうけているからね。JZとの試合は、もちろんその一つだよ」と語っている。

この試合が、07年6月以来の米国での試合となるJZ。米国ベースのプロモーションでのファイトは、実に05年7月のチーム・クエスト主催のスポートファイト参戦以来、5年3カ月ぶり。ケージでの試合は同年12月の英国ケージ・レイジ、49秒で勝利した小見川道大戦以来、4年10カ月振り、3度目となる。

7月にDREAMで菊野克紀に判定勝ちしているJZは、「毎日のように厳しい相手と練習している。前の試合よりも良いパフォーマンスを見せることができるだろう。リング以外で戦うのは久しぶりだけど、自分が求めていた場所で戦えることは本当に嬉しいよ。100パーセントの体調で、米国で戦えることに幸せを感じている」と語る。

JZはヒザ、トムソンは足の指&肩など、度重なる負傷に泣かされてきたファイターだけに、この夢の一番に向けて、順調に仕上がることを期待したい。なお、日本ではJZ・カルバンというリングネームを使用してきたJZだが、かねてより「何でカルバンなんだろう? 誰がつけたのかな?」と公言しており、ストライクフォースではカバウカンチに戻して戦うことになる。
対戦カード&詳細はコチラ

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