新たな音楽の聖地へ 歌舞伎町でフリーライブが続々と開催される3つの要因
6人組女性ボーカルグループ「Little Glee Monster」が19日、東京・新宿の歌舞伎町シネシティ広場で自身最大規模のフリーライブを行った。持ち前の美声で訪れた観客を魅了し、会場は熱狂に包まれた。
過去には、King Gnuやアイナ・ジ・エンド、郷ひろみら多数の大物アーティストも同所でフリーライブなどを実施。直近では、6日にORANGE RANGEがサプライズでゲリラライブを開催し、話題となった。
同所でライブが続々と行われているのは様々な要因が考えられる。1つは、歌舞伎町がエンターテインメントで街を盛り上げる取り組みを行っていること。2022年から「Kabukicho Street Live」というプロジェクトを開始。地元団体と共同で、公認のストリートライブができる会場を提供するなど、協力体制が整っていることが挙げられる。
2つ目は、立地条件が良いこと。都内でも有数の歓楽街である新宿。新たなファン獲得へアーティストの認知度を上昇するのには最適な場所だと関係者は話す。また、近くに車道がないことから交通整理などの心配がなく、場所も広いため、客の誘導など運営もスムーズに行えることもメリット。さらに、関係者はステージについても言及し、「(会場に)階段があるので、新しくステージを組む必要もない。スクリーンでライブを放映できることも強みではないかと思う」と推測した。
最後に考えられるのは、これまでの実績。多くのアーティストが同所でライブを成功させていることから、安全性など屋外ライブの懸念点を払しょくできているのではないかと関係者は分析。サプライズを成功させたいアーティストにとっては追い風になっているのではないかと考える。
近年、同所やその近辺に集まる若者の呼称である「トー横キッズ」の問題がとりあげられることも多いが、今後、新たな音楽の聖地として注目されていくかもしれない。
