経済規模を表す「GDP」とはなに?GDPとGNPとの違いとは?【眠れなくなるほど面白い図解プレミアム経済の話】

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経済規模を表す「GDP」とはなに?GDPとGNPとの違いとは 

経済規模を表わす「GDP」とは何か?

GDP(国内総生産)は、国内にいる人(外国人含む)が、1年間でどれだけ儲けたかという付加価値の総和です。現在日本のGDPは、米国や中国、ドイツに次ぐ世界4位の衛材規模です。「失われた30年」と言われるほど成長しなくり、近いうちにはインドにも抜かれる見込みです。

GDPは、部品も含めすべてが国内生産のクルマの価格が200万円なら、GDPへの算入も200万円です。しかし、価格60%が輸入部品で占められていれば、国内で新たに生まれた付加価値分は40%なので、GDPへの算入は80万円のみとなります。レストランで2000円の食事をして、料理の材料費800円すべてが輸入品なら、GDP算入額は1200円です。

なお、古物商でのリサイクル品売買は、新たな付加価値を生んだわけではないため、GDPへの算入額はゼロです。GDPへの付加価値の算入は、モノに限らずサービスも含まれるので、1万円のマッサージ代は1万円のGDP算入となります。

GDPは経済規模を表わしますが、これを人口で除すると国民の所得水準がわかる「1人当たりGDP」が示されます。2000年時点で日本は、世界1位のルクセンブルクに次ぐ2位でしたが、円安のせいもあって、2023年では34位です。

ところで、かつてはGDPではなく、GNP(国民総生産)という指標が使われ、日本にいる外国人を除き、日本人が海外で儲けた分(利子や配当も含む)も付加価値として算入していました。

しかし、グローバル化の進展で、一国の経済指標を表わすにはGDPのほうがふさわしいと政府もGDPを採用しました。GNPは、近年GNI(国民総所得)と呼ばれ、再び注目を集めています。

【2023年世界各国GDPランキングベスト10】

【GDPとGNPとの違い】

・GDP(国内総生産)

国内で1年間で生産した付加価値の合計

・GNP(国民総生産)

国民が1年間で生産した付加価値の合計

GNPは最近ではGNI(国民総所得)と呼ばれ、再び注目を浴びるようになっています!

【出典】『眠れなくなるほど面白い図解プレミアム経済の話』著:神樹兵輔