来場者の投票によって大賞が決まる「パラミタ陶芸大賞展」が4日から、三重県菰野町のパラミタミュージアムで始まりました。

パラミタ陶芸大賞展は一般の来場者が好きな作品に投票し大賞が決まる陶芸展で、今回で20回目となります。

全国の美術館や画廊の関係者など専門家からの推薦で選ばれた6人の作家がノミネートされ、初日のこの日は、ひとりひとりが作品への思いなどを語りました。

会場には、6人が制作した52点が展示されていて、釉薬(ゆうやく)をかけずにもみ殻に埋めて焼き上げ作家自身の中で生まれた景色を表現した作品や、ひとつかみの土を焼き固めた薄い陶板で独自の世界を紡ぎ出した作品、土を用いず釉薬で形作られた作品などそれぞれの世界観が広がります。

パラミタミュージアムの衣斐唯子学芸員は「第20回の大賞は誰がふさわしいか、そういった真剣な目で作品と向き合い、作家の思いを感じながら一票を投じてほしい」と話していました。

パラミタ陶芸大賞の投票期間は7月9日までで、19日に大賞受賞者が発表されます。

また、2006年に始まったパラミタ陶芸大賞の20年の歩みを振り返る展覧会もあわせて開かれています。

会場にはこれまでの出品作家119人の作品がパネルで紹介されているほか、大賞受賞者の作品が展示されていて、時代を代表する作家の作品を一堂に見ることができます。

これらの展覧会は7月26日まで開かれています。