白黒パッケージ問題で心配される「デザイン問題」簡易的なモノクロ化に心配の声も
12日、大手菓子メーカーのカルビーはポテトチップをはじめとする商品のパケージを白黒に変更すると発表した。
白黒パッケージとなるのは、「ポテトチップス」のほか「かっぱえびせん」、「フルグラ」などカルビーの主力商品14種で、白黒となったのは中東情勢の影響により印刷インクの調達先が不安定になっているため、と説明している。
大手菓子メーカーであるカルビーの「大胆過ぎる」コストカットはネットでも評判となり「改めてインク不足を感じる」「これは怖い」「ナフサ不足もここまで来たか」といった声が相次いでいる。
今回、カルビーがパッケージ変更を行ったことで、今後追随する菓子メーカーや食品会社が相次ぐと思われるが、その一方で心配の声も少なくないという。それは、「デザイン性の問題」である。
商品パッケージのデザインは本来、カラーを想定して作られている。だが、新たに白黒(モノクロ)版のパッケージを売るとなると、デザイナーが新たに描き起こす必要が出てくる。
今回のカルビー製品の場合は「石油原料節約パッケージ」との表記があり、一応は従来のフルカラーのパッケージとの差別化が図られている。
だが、全てのメーカーが新たに白黒のパッケージを描き起こすとは限らず、簡易的な白黒パッケージの商品が乱立して発売される可能性が高い。
そのためネットでは「白黒はいいけどデザインは描き下ろして欲しい」「簡易的な白黒パッケージはデザイナーがかわいそう」といった心配の声もある。
白黒には白黒の、カラーにはカラーに適したデザインがあるため、新規に依頼がある場合、デザイナーとしては「腕の見せ所」とも言えそうだ。
