被災地・能登の神社仏閣で窃盗相次ぐ 過去5年で最多の13件 警察が防犯点検

能登の被災地では被災地で2026年に入って、神社仏閣を狙った窃盗被害が相次いでいます。さらなる被害を防ごうと警察は13日、石川県七尾市の神社で防犯対策の確認を行い、注意を呼びかけました。
記者リポート「窃盗犯に狙われやすい箇所はないか、警察官などが境内を見回って確認しています」
七尾市内の神社で13日、警察官や地域の防犯パトロール隊などが行った緊急の防犯診断ではさらなる被害を防ごうと、警察官が防犯対策についての聞き取りを行いました。
警察官「防犯カメラの映像は社務所で確認できるということですね?」
宮司「はい」警察官「(防犯カメラを)死角なく両方につけているということで」聞き取りでは、屋根の銅板が盗まれる事案が多発していることから、「屋根に上がれる足場がないか」などについても確認しました。
奥能登の神社仏閣での窃盗は2026年に入りすでに13件で過去5年で最多警察によりますと、奥能登2市2町の寺社仏閣で発生した窃盗の認知件数は今年に入ってすでに13件で、過去5年間で最も多くなっています。
七尾警察署・高山知博署長「人目につきにくい、そこに長時間人がいない、夜間に狙われるというところがあると思っている」
神社の屋根材などに使われている銅の価格は、9年前と比べるとおよそ3.2倍に。
警察は銅の価格高騰も背景のひとつとみています。能登生国玉比古神社・櫻井定宗宮司「これとかすぐとれるよね、雨どいとか一番簡単だよね、許せないですね。直すのも地域の皆さんのお金でやりますからね」
警察「脚立はすぐに片づけて」この神社ではこれまでに防犯カメラの設置など対策に力を入れていましたが、13日の診断で新たな課題が見つかったといいます。
能登生国玉比古神社・櫻井定宗宮司「作業終わって出しっぱなしの脚立。これを使って(犯人に)上がられる可能性があるので作業終わったらすぐ片づけてくださいと指摘を受けた」
復興のさなか、後が絶たない窃盗被害。警察と防犯パトロール隊は見回りを強化し、警戒を強めています。
七尾警察署・高山知博署長「能登半島地震で残った貴重な建造物に対する破壊を伴った犯罪で非常に悪質であると考えている、地域住民とパトロールを強化するとともに犯人を検挙していきたい」
