岡山県出身の西永彩奈さんが、30歳を機にグラビア卒業を発表した。12歳でデビューし、17年以上にわたってキャリアを積んできた彼女のインタビューが、文春オンラインで公開された。グラビアをやるつもりなどなかった彼女が、どのように芸能界へ踏み込んでいったのか。その経緯が赤裸々に語られている。

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西永彩奈さん 写真=深野未季/文藝春秋

 きっかけは、ホリプロタレントスカウトキャラバンのCMだった。双子の妹と一緒に写真を撮って送ったところ審査を通過し、オーディションに臨んだ西永さん。惜しくも特別賞は逃したが、「もう少しで特別賞を取れたのかも」という悔しさが芸能界を目指す原動力になったという。

 その後、大阪の事務所に入り、グラビアでのデビューが決まった。もともとグラビアへの意欲はなかったが、事務所の社長から北乃きいらが載った雑誌やDVDを次々と見せられ、「いい感じに洗脳されていきました(笑)」と西永さんは振り返る。

デビュー撮影会は「10人のおじさんの壁」

 衝撃的だったのが、初めての撮影会だ。社長が掲示板に告知を出すと、あっという間に満員になった。いざ当日を迎えると、目の前には50代前後の男性が約10人。西永さんはその光景を「“おじさんの壁”みたいな感じで『ドンッ』と。コンクリートっぽかったです」と表現する。戸惑いもありながら、「何者でもない私にお金を払って、この人たちは撮りに来てくれてるんだな」という嬉しさも同時に感じたという。

 その関西のファンたちは、ポージングにも厳格だった。「もっと脚をこうやったらきれいに見えるでしょ」「そのポーズのままだと脚が短く見えちゃうよ」と容赦なく指摘され、西永さんはそこで基礎を叩き込まれた。後に東京でのプロの撮影現場でポージングを褒められた時、「鍛えられた成果が出てる」と実感したという。

 芸能活動が地元にバレたのは、アメブロの中学生ランキングで1位になったことがきっかけだった。仲の良くない女子生徒から「芸能活動してもいいんですか?」と先生に告げ口され、親が学校に呼び出される事態になった。しかし、西永さんの親が「はい。頑張ってますよ」と堂々と対応したことで、学校側がむしろ応援してくれるようになったという。

 17年間の活動に幕を下ろした西永彩奈さんの詳細なインタビューは、文春オンラインにて公開している。

(平田 裕介)