バウアーのMLB復帰を阻むのは…(写真はDeNA在籍時)

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 5年ぶりの猜撞絣ι帰瓩蓮喝采と黒星が同居する夜になった。今季から米独立リーグのアトランティックリーグに所属するロングアイランド・ダックスへ加入したトレバー・バウアー投手(35)が21日(日本時間日)、ニューヨーク州セントラルアイスリップのフェアフィールド・プロパティーズ・ボールパークで行われたヘイガーズタウン戦に開幕投手として先発。4回5安打2失点、3四球8奪三振、93球で降板した。自身に黒星が付き、チームも0―7で敗れたものの球場は6896人のフルハウスとなった。米紙「ニューヨーク・ポスト」によると地元では「バウアーコール」も鳴り響き、グッズ売り場にもファンが殺到したという。

 この再出発が注目を集めるのは、実績だけが理由ではない。バウアーはレッズやインディアンス、ドジャースでプレーし、2020年にはサイ・ヤング賞も獲得。だが22年12月、MLBとMLB選手会が合意した家庭内暴力・性的暴行・児童虐待方針に違反したとして、仲裁人により194試合の無給出場停止処分を科された。これは当時の現役選手では最長だった。処分後に資格は回復したとはいえ、前出のニューヨーク・ポストは「各球団が犢報面での悪影響瓩魴找し、獲得に動いていないことこそ、いまだMLBへ戻れない最大の理由」と伝えている。バウアー本人は性的関係が合意の上だったと主張し続け、刑事訴追も受けていないものの復帰への壁はなお高い。

 そのもどかしさを、本人も隠さなかった。バウアーは「自分は締め出されている。メジャーでプレーすることを許されていない」と訴え「無給でもいいと申し出たが、何も変わらなかった」と胸中を吐露。「米国のファンの前で、また野球を楽しみたい」とも語っている。もっとも、この日の投球に対しては視察したア・リーグのスカウトが「今でも十分に戦える選手に見えた」などと一定の評価を与えたとされ、完全に道が閉ざされたわけでもない。

 バウアーはDeNA1年目の23年に19試合で10勝4敗、防御率2・76と結果を残した一方、復帰した昨季は21試合で4勝10敗、防御率4・51と失速。メキシコで最優秀投手に輝いた実績を引っ提げても、MLBの扉は簡単に開かない。だからこそ、この独立リーグでの一球一球は単なる再出発ではなく、処分の残響と世間の視線を背負った猊権テスト瓩修里發里噺世┐修Δ澄