クマのえさになるブナ 東北森林管理局の開花状況調査始まる 初日の調査地点ではほとんどのブナで開花確認 「豊作」見込む 秋田
東北森林管理局による国有林内のブナの開花状況調査が始まりました。
21日に調べた地点ではほとんどのブナで開花が確認され、この秋は山でのクマのえさになるブナの実の「豊作」が見込まれています。
秋田市仁別の国有林です。
太平山スキー場オーパスから、北東に3キロ以上離れた山の中で東北森林管理局が、ブナの開花状況の調査を始めました。
クマ対策を万全にしながらの調査。
器のようになっているのがブナの雌花、下を向いているのが雄花です。
7~8メートルの高さの枝に雄花や雌花がどのくらいあるかを調査しました。
「相当ついてる」
「去年とは全く違うなあ」
「風で… 下の方は落ちちゃったなあ。でも上にはもう全体的にもついてるんで開花状況は『全体』で。『樹幹全体にたくさんの花が付く』と」
この周辺のブナは、比較的、多くの開花が確認されました。
東北森林管理局技術普及課 田中邦子課長
「花の付きは多いと思います」
田村修アナウンサー
「ということはどういうことになるんですかね?」
田中邦子課長
「そうですね 、おそらく秋の実の付きも多いのではないかとは予測はされます。あくまでもこの場所のこの今見た木の部分ですけども」
ブナは寿命が数百年といわれ、ブナの実を餌とする動物も多く、生態系を形成する上で重要な樹木のひとつです。
調査は始まったばかりですが、ブナを見るとほとんどの木で開花がみられ、今年はブナの実の豊作が見込まれます。
花が咲いた後になるブナの「実」は、特にクマが好んで食べますが、去年はブナの実が大凶作で、人里へのクマの大量出没につながりました。
東北森林管理局技術普及課 田中邦子課長
「ブナの実は豊作と凶作、周期があって繰り返されるって言われれてますので、それでまず昨年凶作でしたので、その分花芽が多く出た んじゃないかなと思ってます」
ブナの開花状況の調査は、今後県内50か所以上で行われ、秋になるブナの実が豊作か凶作か、7月に予測が公表される予定です。
※4月21日午後6時15分のABS news every.でお伝えします