中東情勢の緊迫化で塗装業界にも影響が…「2~3週間前からなかなか入ってこなくなって、今では欠品状態」【岡山】
先行きが見えない中東情勢についてです。影響は、さまざまな所に出ていますが、塗装業界にも及んでいて、現場からは悲痛な声があがっています。
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岡山市内のリフォーム現場です。行われていたのは住宅の塀を塗り直す作業。その塗装をする際に欠かせないあるものに今、異変が起きているといいます。
(ジー・ペイント 儀間剛社長)
「僕たちの仕事に必要なシンナー類。2~3週間前からなかなか入ってこなくなって、今では欠品状態」
このように話すのは、岡山市で塗装業を営む儀間剛さんです。シンナーの原材料は、原油を蒸留して作られる「ナフサ」。中東情勢の緊迫化により石油輸送の要であるホルムズ海峡は事実上の封鎖が続き、この影響で、シンナーの入手も困難な状況に。
さまざまな場面で使われるシンナーは、塗装作業において、欠かせないものだといいます。
(ジー・ペイント儀間剛社長)
「これは油性の塗料を希釈するためのシンナーなんです。これは洗浄用シンナーといって、使用した刷毛とかローラーを洗浄するためのシンナーなんですね」
先行きの見えない中東情勢に不安の声がもれます。
(ジー・ペイント儀間剛社長)
「今はね、なんとか在庫でやりくりしていってますけど、1~2か月先が読めないので、大変苦しいところではありますね」
余波はシンナーだけでなく石油由来の製品にも「もう全くない状態」
原油不足の余波は、このようなところにも…。
(ジー・ペイント儀間剛社長)
「この下、汚さないためにこういう形で、ナイロンをひいとるんです。
(前田 唯キャスター)
「こちらにも影響が?」
(ジー・ペイント儀間剛社長)
「これも今品薄状態で、もう全くない状態です」
この養生用のシートも石油由来の製品です。
(ジー・ペイント儀間剛社長)
「今止まっているものが、すぐ戻ることは、まず無いと思っています。とりあえず今持っている分に関しては精一杯仕事で使わせていただいて、なんとか2~3ヵ月ぐらいで元に戻ってくれないかなと思っているんですけどね」
今月10日、政府は石油の国家備蓄を追加で約20日分放出すると発表。関連製品などの供給不足の解消に繋がっていくのか。今後の動きに注視が必要です。
