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あらゆる欲求に応えてくれる高級SUV

かつて「高級車」と言えばセダンが主流で、BMW 7シリーズやメルセデス・ベンツSクラスといったリムジンが同分野を牽引していた。しかし、SUVの人気が高まるにつれ、高級志向のSUVモデルも数多く登場し、その販売はかつてないほど好調だ。

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落ち着きのある走行性能、豪華な内装、そして包み込むような乗り心地。高級SUVは、従来のセダンの良さをすべて引き継ぎながら、室内の広さと実用性を兼ね備えている。多くのモデルは7人乗り仕様となっており、シートレイアウトの柔軟性も高い。


AUTOCAR UK編集部イチオシの「欧州高級SUV」を10台紹介する。

派手な消費の象徴とも言えるモデルもあるが、優れた性能を持っていることは否定できない。本格的なオフロード性能を備えたものや、スポーツカーをも凌駕するほどのパフォーマンスとダイナミズムを発揮するものもある。

本特集では、AUTOCAR UK編集部が厳選した高級SUVのトップ10をランキング形式で紹介する。その頂点に立つのはレンジローバー・スポーツだ。

1. レンジローバー・スポーツ

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:8点 乗り心地&ハンドリング:9点 価格:7点
長所:卓越した洗練性 幅広いダイナミック性能 先進技術満載のインテリア
短所:エクステリアデザインが好みに合わない人も多い 高価 信頼性にやや不安あり
最大の特徴:オールラウンドな能力

レンジローバー・スポーツは、兄貴分であるレンジローバー(後述)よりも安価でありながら、客観的に見れば、より完成度が高く、魅力的な選択肢と言える。


1. レンジローバー・スポーツ

「このクルマは、卓越したメカニカルな洗練性と滑らかな走行性能、豊かで居心地の良いインテリア、妥協のない汎用性、そしてドライバーを魅了し満足させる能力において特に高く評価できる」
――マット・ソーンダース(UK編集者)

大型であるにもかかわらず、コーナーでは機敏かつダイレクトな動きを見せ、「スポーツ」の名に恥じない走りを実現している。

さらに、キャビンの洗練性やラグジュアリーな雰囲気も魅力だ。ランドローバー最新の13.1インチインフォテインメント・タッチスクリーンは、ライバルに見劣りしない。

エンジンラインナップは多彩で、直列6気筒ガソリン・ディーゼルに加え、最大122kmの電気走行距離を誇るPHEVも用意されている。もう少しパワーを求める人には、BMW製4.4L V8エンジンがおすすめだ。最高出力は530ps、フラッグシップモデルのSV仕様では635psを発揮する。

2. ポルシェ・カイエン

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:8点
長所:高級感があるモダンな内装 運転の満足度において同クラスのベンチマーク おおむね非常に快適な乗り心地
短所:PHEVの電気走行距離は良好だが、クラス最高ではない 重いPHEVモデルはハンドリングがやや劣る 大型SUVとしては速いが燃費は悪い
最大の特徴:ドライビング・ダイナミクス

ポルシェ・カイエンは、運転する楽しさにおいて最高のSUVの1つである。


2. ポルシェ・カイエン

「V8エンジンが復活し、以前よりもカイエンのモデルラインナップ全体に広く採用されていることは、間違いなく喜ばしいことだ」
――マット・ソーンダース(編集者)

今なおポルシェのベストセラー車であるカイエンは、ターボV6やV8エンジンからPHEVに至るまで、極めて高性能なパワートレインラインナップを備えた、パフォーマンス重視のモデルである。

そのボディの下には、スポーツカーのようなドライビング・エクスペリエンスを提供するあらゆる装備が備わっており、その動力性能に匹敵するクルマはほとんどない。

キャビンも大きな特徴で、上質な素材と快適なシートを組み合わせることで、ライバル車に対して真のラグジュアリー感を際立たせている。乗り心地の良さも、クラストップに近い。

3. レンジローバー

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:9点 乗り心地&ハンドリング:10点 コスト:7点
長所:全エンジンが力強いパフォーマンスを発揮する 並外れた洗練性と遮音性 上質な仕上げのキャビン
短所:かなり高価な1台 控えめなD350でさえ、重量は2.6トンを超える 制動距離が長い
最大の特徴:キャビンの遮音性

高級車と聞いて真っ先に思い浮かぶものの1つがレンジローバーだ。もちろん、それには確固たる理由がある。


3. レンジローバー

「その価格に見合うだけの質感を十分に備えており、オンロード/オフロードを問わず性能は傑出している」
――マット・ソーンダース(編集者)

レンジローバーは依然として、最上級のラグジュアリーSUVであり、このリストの中で最も洗練された1台だ。比類のない静粛性と安定した乗り心地を誇る。

ガソリン、ディーゼル、あるいは電動化のいずれを好むにせよ、あらゆるニーズに応えてくれる。PHEVの人気は高く、その電気走行距離は最大113kmに達する。

AUTOCAR UK編集部が推奨するエンジンは、最高出力350psと最大トルク71.3kg-mを発生する6気筒ディーゼルだ。走行中は滑らかで静粛性が高く、高級車ユーザーなら間違いなく気に入るはずだ。

この特集で紹介している他の多くのモデルと同様、レンジローバーも最大7人乗り仕様が選べる。5人乗り仕様の場合、725Lという広大な荷室が確保される。

4. ベントレー・ベンテイガ

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:7点
長所:予想外の加速力と魅力的なダイナミクス 細部へのこだわりと品質の高さにほれぼれ その巨大なサイズからは想像できないほど運転しやすい
短所:極めて大きく、極めて重い 燃費は弱点 オプションの組み合わせ次第では、高級感を損なう可能性がある
最大の特徴:洗練性の高さ

定価は20万ポンド(約4200万円)弱、オプションリストはレナード・コーエン(カナダのシンガーソングライター)の曲よりも長い。このリストの中でも、ベンテイガほどの高級感とパーソナライゼーションを提供してくれるクルマはほとんどない。


4. ベントレー・ベンテイガ

「アストン マーティンDBX Sやランボルギーニ・ウルスSEとは異なり、ベンテイガ・スピードは日常使いや長距離移動用のラグジュアリーカーとしての実用性を損なっていない」
――イリヤ・バプラート(UK記者)

2015年の発売当初、見た目に関しては否定的な声も聞かれたが、時を経てその魅力は深まり、後に登場したランボルギーニ・ウルスやフェラーリ・プロサングエよりも曲線美のある外観となっている。

パワートレインは、455psの3.0L V6 PHEVか、550psを発生するツインターボV8ガソリンエンジンのいずれかを選択できる。最上位モデルのベンテイガ・スピードはさらにパワフルで、635ps、91.8kg-mを誇るV8を搭載している。

インテリアの質感は格別で、卓越したディテールの造り込みと洗練性を誇る。リムジンのような体験を存分に味わいたいなら、ロングホイールベース(EWB)モデルを選ぶといい。

5. BMW iX

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:9点 乗り心地&ハンドリング:8点 コスト:7点
長所:卓越した洗練性と快適な乗り心地 SUVらしい広さと汎用性 ラグジュアリーなインテリア
短所:賛否両論の外観デザイン 回生ブレーキのマニュアル制御は改善の余地がある 燃費と充電性能は平均的なレベル
最大の特徴:EVとしてのパフォーマンス

見た目の好みはさておき、BMW iXは高級SUVと呼ぶにふさわしい1台だ。


5. BMW iX

「BMW iXのすべてを気に入るわけではないかもしれないが、高級EVとして成し遂げた成果は評価に値する」
――リチャード・レーン(UK編者者)

2025年のアップデートを経て、以前よりはるかに洗練された外観となり、パワーと効率性もかつてないほど向上した。最も効率的な仕様では685kmの航続距離を備えているが、電動SUVの中でも特に秀でた数値だ。

パワーも同様に印象的で、407ps〜668psと幅広い選択肢があり、2.5トンの車体を動かすのも朝飯前だ。全体として、快適な乗り心地、豪華な素材、そして実用的な航続距離を備えた高級SUVを探しているなら、iXは満足のいく1台となるだろう。

6. フェラーリ・プロサングエ

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:6点
長所:魅惑的なV12エンジンのスター性と、圧倒的なスピード 優れた乗り心地と、クラス随一の姿勢制御 旧GT4Cよりもさらに快適で、大人4人を余裕を持って乗せられる
短所:時折、途方もなくワイドに感じられ、視界が限られる 後部座席は狭くないが、暗く感じられることがある 価格はライバルをはるかに上回る
最大の特徴:乗り心地とハンドリング

マラネロ初のSUVは、最も大きく、最も重く、最も物議を醸すフェラーリでありながら、そのDNAをしっかりと宿している。


6. フェラーリ・プロサングエ

「このサイズのエンジンをフロントに搭載し、この車両重量と最低地上高を持つクルマとしては、よく引き締まっていて、コントロール性が高く、機敏だ。そして、とにかく速い。まさに正統派の『大型クーペ』といった風格を醸し出している」
――リチャード・レーン(UK編集者)

確かに、人々の視線を釘付けにするプロサングエはフェラーリの当初の計画にはなかったが、ランボルギーニ・ウルスやアストン マーティンDBXといったモデルが、フェラーリに決断を迫ったのだ。

725psの自然吸気V12エンジン、洗練されたアクティブダンパー、そして絶妙な重さのステアリングを備え、ワインディングロードでシームレスな一体感を生み出す。走り出せば、真のフェラーリだと感じられる。

当然ながら、価格は極めて高額で、約31万ポンド(約6500万円)から。それに加え、燃費は銀行口座を閉鎖したくなるほどだ。

しかし、プロサングエはかつてないようなラグジュアリーなフェラーリであり、同時にドライバーを魅了する要素も溢れている。

7. ランドローバー・ディスカバリー

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:8点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:8点
長所:オフロード性能 ゆったりとした運転感覚 実用的な7人乗り
短所:リアのデザインにはまだ馴染めない ライバル車の方が燃費が良い 信頼性にやや難あり
最大の特徴:広々とした室内空間

2017年から4代目として販売されている現行型ディスカバリーは、高級SUVクラスの定番の1台だ。


7. ランドローバー・ディスカバリー

「万人向けではないが、幅広い能力を必要とする人にとって、ディスカバリーは素晴らしく、他に類を見ない製品である」
――サム・フィリップス(UK記者)

広大な荷室と7人乗りの仕様を備え、現在販売されているSUVの中でも実用性と高級感は抜きんでている。

エンジンは3.0L直列6気筒ディーゼルのみ。燃費は決して最高ではないが、トルク豊かでトレーラーの牽引も楽に行える。

確かに、加速やハンドリングのダイナミズムに特に優れているわけではないが、ディスカバリーはスリルを求めるためのクルマではない。上質で快適な空間に乗員を包み込みながら、リラックスした気楽な雰囲気を演出するクルマだ。

今や時代を感じさせる部分も出てきているかもしれないが、ディスカバリーは依然としてランドローバーのラインナップの中で最も完成度の高いモデルの1つだ。

8. BMW X7

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:8点 コスト:6点
長所:乗り心地とハンドリングの見事な調和 パフォーマンスに不足なし。驚くほど速いが、怖くなるほどではない 良好な視界、広大な室内空間、そして豪華な素材が、落ち着いた雰囲気を醸し出している
短所:静粛性はレンジローバーほどではない ポルシェ・カイエンのようなステアリングフィールに欠ける 一部の人々が求めるような、あからさまにスポーティなSUVではない
最大の特徴:居住空間

X7は、BMW最大のモデルであり、非常にゆとりある高級SUVだ。


8. BMW X7

「7シリーズのセダンの方が、純粋な意味での高級車としては優れているかもしれないが、X7のような卓越した実用性は備えない」
――クリス・カルマー(UK編集者)

7人まで快適に乗車でき(6人仕様にすることも可能)、調整機能や快適装備は極めて充実しており、荷室容量は300L〜2001Lまで確保されている。

車内は最新機能満載で、2つの巨大な曲面スクリーンを備えたBMWの第8世代「iドライブ」インフォテインメント・システムが搭載されている。ロータリーダイヤルもあるが、一部の操作はタッチスクリーンを通じてのみ行える。20スピーカーのBowers & Wilkinsサウンドシステム、各列に設けられたUSBポート、タブレットホルダーなど、家族全員に嬉しい高級SUVとなっている。

X7にはガソリンとディーゼルのパワートレインが用意されているが、いずれも優秀だ。どれを選んでも、0-100km/h加速は6.0秒未満である。

9. BMW X5

デザイン:9点 インテリア:7点 パフォーマンス:10点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:8点
長所:力強く、高回転域までスムーズに回るエンジン 洗練され、ダイナミックなハンドリング 電気走行距離が長いPHEV
短所:一部のライバル車の方が実用性が高い 改良後のインテリアは、品質と使い勝手で一歩後退している PHEVの充電出力は7.4kWにとどまる
最大の特徴:スポーティな走り

高級車SUVという分野を再定義する上で大きな役割を果たした初代モデルの発売から約20年。X5の成功は変わらず続いている。


9. BMW X5

「真に心地よくゴージャスな体験を提供しつつ、経済的で、さらには非常に魅力的な走りも楽しめる。実に驚くほどバランスの取れたパッケージだ」
――イリヤ・バプラート(UK記者)

BMWは極めて魅力的なコンセプトを確立したと言える。多くの人が求める広さ、汎用性、4WDの性能を備えつつも、エッジのあるダイナミクスを鈍らせることのない「スポーティなSUV」というコンセプトだ。

最新モデルは多くのライバル車より小型で低重心であり、セダンに近いドライビングポジションを採用している。それでも十分な容量のトランクに加え、7人乗り仕様も選択可能だ。

全体として、ラグジュアリーな雰囲気も遜色なく、キャビンも高級感あふれる上質な仕上げとなっている。BMWで今や定番となった曲面スクリーンのインパネとインフォテインメント・システムによって、さらに磨きがかかっている。

10. アウディQ7

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地&ハンドリング:7点 コスト:8点
長所:卓越したキャビンの洗練度 圧倒的な素材の質感 ほとんどの7人乗りSUVよりも広々としている
短所:ステアリングのアシストが強すぎる ハンドリングの繊細さに欠ける リセールバリューはぱっとしない
最大の特徴:ファミリー向け

Q7は、完成度の高さを感じさせる、魅力的で洗練されたSUVだ。


10. アウディQ7

「Q7は極めて実用的で、称賛に値するパワーを持ち、非の打ち所のない乗り心地を備え、見事に造られたキャビンを誇る」
――マット・ソーンダース(UK編集者)

広大な室内空間、高品質な素材、そして至高レベルの洗練性と静粛性。Q7は、現代の高級ファミリーカーが持つべきすべての重要な資質を兼ね備えている。

その真価は、滑らかで落ち着きのある走りに見ることができる。標準装備のエアサスペンションが走行を穏やかにし、優れた洗練性により長距離ドライブの疲れを和らげてくれる。

ガソリンおよびディーゼルのV6エンジンが選択可能だが、社用車購入者には、最大82kmの電気走行距離を実現するPHEVのTSFIeも魅力的だ。

運転の楽しさという点では最高ではないが、Q7は優れたオールラウンダーであり、家族の規模に関わらず、どのようなライフスタイルにも馴染むだろう。

自分に合った高級SUVを選ぶには?

適切な高級SUVを選ぶには、洗練性、快適性、性能、そして実用性の完璧なバランスを見つけることが重要だ。市販車の中でも最も高価な部類に入るため、自身のライフスタイルに合った1台を選びたい。

考慮すべき点は以下の通り。

サイズと実用性


高級SUVは非常に高価なので、自分のニーズに合っているかどうかをじっくり検討したい。

ラグジュアリーな魅力を損なわず、使いやすさと実用性を兼ね備えていてほしいものだ。高級SUVであっても、多用途性と柔軟性は必要である。

まず乗車定員について。5人以上を頻繁に載せるなら、3列シートを備えたモデルが便利だが、多くの高級SUVでは最後列の座席は子供向けだ。フェラーリ・プロサングエのような、後部座席が2席しかないモデルもある。荷室へのアクセスも重要で、重い荷物を積み込みやすくするために車体後部を下げられるエアサスペンションなど、便利な機能に注目しよう。

送迎専用に使うなら、ロングホイールベースモデルを選べば後部座席のレッグルームが広がる。後部座席にはマッサージ機能やリクライニング機能も備わっている場合も多い。

パフォーマンスとパワートレイン

高級SUVの個性はエンジンによって決まる。これほど幅広い選択肢を展開するクラスは他にない。

V12ガソリンエンジンを搭載したフェラーリ・プロサングエはスーパーカー並みの性能を発揮するが、維持費ははるかに高額だ。レンジローバー・スポーツやアウディQ7に搭載されている6気筒ディーゼルエンジンのような大排気量ディーゼルは、豊富なトルクと低燃費のおかげで、長距離走行に最適だ。もちろん牽引にも適している。

PHEVは、通勤など日々の移動距離が短く、市街地ではほぼ無音の電気走行を楽しみたいが、長距離移動にはエンジンが必要な場合に理想的である。BMW iXなどのハイエンドなEVは、抜群の洗練性と圧倒的なパフォーマンス、そして560kmを超える航続距離を誇る。ただし、コストを抑えるには自宅充電が必須だ。

インテリア

複雑な車載技術や機能が増え続けているが、直感的で使いやすくなければ、すぐにストレスの原因となる。

最も頻繁に使う機能(エアコンなど)がサブメニューの奥深くに埋もれていないか確認しよう。タッチスクリーンに完全移行したブランドもあれば、物理的なボタンやスイッチを残しているブランドもある。

運転支援機能は高級SUVの多くに標準装備されているが、長距離ドライブのストレスを軽減できる車線中央維持(レーンセンタリング)機能付きアダプティブクルーズコントロールが欲しいところだ。

高級SUVを買うべきか迷ったら

以下の場合は高級SUVをおすすめする。

・素材にこだわり、極めて洗練されたインテリアと、卓越した造り込みを備えたクルマを求めている場合。
・高いドライビングポジションを持ち、快適で広々として実用的な、全天候/全地形対応のクルマが必要な場合。
・大型ボディで、重い荷物やトレーラーを難なく運ぶことができる、ストレスのないパフォーマンスを求めている場合。


実用性、高級感、頼れる走行性能など、高級SUVのメリットは多い。

反対に、以下のような場合はコンパクトSUVを避けた方がよい。

・予算が限られており、維持費を抑えたい場合。
・四輪駆動を特に必要としない場合。
・市街地での駐車や運転が容易なクルマを求めている場合。

テストと選定方法

優れた高級SUVは、乗員の快適性と洗練性を最大限に高め、力強く軽快な走りを見せつつ、汎用性と実用性も損なわない。

AUTOCAR UK編集部の評価項目は以下の通りだ。

1. 快適性と遮音性


AUTOCAR Uk編集部は全車両を試乗し、細部の造り込みを検証した。

UK編集部は各車両を、路面の凸凹が多い英国の市街地道路から高速道路まで、さまざまな環境でテストした。特に、アダプティブエアサスペンションが路面の凹凸をどれだけ効果的に吸収するか、また高速走行時に遮音ガラスや吸音材などが余計なノイズを十分に遮断できているかに重点を置いた。

2. インテリアの質感

素材の豪華さからスイッチ類の触感に至るまで、あらゆるタッチポイントを精査した。リアルウッド、アルミニウム、ガラスといった高級素材に注目するとともに、パネルの組み付けや仕上げを評価し、プレミアムな雰囲気を損なうようなきしみ音やガタつきがないかを確認した。

3. パフォーマンス

パワートレイン(V8、直列6気筒、PHEV、EVのいずれであっても)がトルクをいかにシームレスに発揮するか評価し、オートマティック・トランスミッションのレスポンスと滑らかさを検証した。

4. 多用途性と実用性

このクラスで特に重要視されることが多い後部座席のスペースを計測し、折りたたみシートや分割式テールゲートの操作のしやすさをテストした。また、ドライビングポジションや四輪操舵システムが、狭い市街地でどれだけ役立つかについても評価した。

5. テクノロジー

インフォテインメント・システムの洗練度を評価し、走行中でも直感的で操作しやすい高解像度ディスプレイがあるかを確認した。また、駐車カメラからハイエンドのサラウンドサウンドシステムに至るまで、各機能の品質も評価した。

よくある質問(FAQ)

高級SUVとはどんなクルマを指す?

高級SUVとは、高級素材、先進技術、優れた快適性、そして高い走行性能を兼ね備えた大型のスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)のことだ。通常、各ブランドのモデルラインナップの最上位に位置し、最も高額な価格帯となっている。

なぜ高級セダンではなく、高級SUVを選ぶべきなのか?

これは主に個人の好みによる。セダンではなくSUVを選ぶ理由としては、まず車高が高く視界が良好である点が挙げられる。また、SUVは荷室容量が大きく、セダンよりも実用性に優れている場合が多い。さらに、セダンにはない「7人乗り」という選択肢がある。

どの自動車ブランドが高級SUVを販売している?


3列シート、広いトランク、高いドライビングポジションなどがセダンとの主な違いだ。

高級SUVを販売している自動車ブランドはいくつかある。代表的なのは、メルセデス・ベンツ、BMW、ポルシェ、ランドローバー、ボルボなどだ。なお、ベントレー、アストン マーティン、ロールス・ロイスなどのモデルは、さらに上のカテゴリーとして「超高級SUV」に分類されることもある。