スポニチ

写真拡大

 防府競輪場のG2「第10回ウィナーズカップ」決勝戦が行われ、深谷知広(36=静岡・96期)が最終バック6番手から捲り優勝。賞金3090万円を獲得した。G2制覇は23年9月の青森共同通信社杯以来、5度目(G1Vは通算2回)となった。

 3年連続、過去6年で5度目のウィナーズカップ決勝進出。昨年は地元の伊東でVを逃した深谷が強烈捲りで大会初制覇を決めた。

 23年9月の青森共同通信社杯以来となるビッグレース優勝。最終日は今節初めて開催中に雨が降り、深谷が9番車で小原が5番車。“車番が良くない”、スリッピーな中で、頼れる小原がスタートを奪取した。

 「前の方を取れればやりやすいと思っていた。枠がない中、小原さんの(スタートの)速さのおかげ」

 前受けから車を下げ、8番手ではなく、単騎の2選手よりも前にいられたことも大きかった。

 前では古性が動き、真杉も番手発進。後ろからは山崎も仕掛けてきていたが、この日最速、今節でもトップタイの上がり9秒3の猛烈スピードで山崎を完璧に合わせ、前団を一気にのみ込んだ。

 「最後にして合ったのかな。今開催では自分でも信じられないくらい踏み込めた。いつも以上にリカバリーに気を使ったのが良かったのか、普段は最終日に向かって疲労がたまるのに疲れ度合いが少なかった」

 これで賞金ランクは2位に上昇。昨年は最後までグランプリ争いに加わりながら、最後の最後で出場権を逃した。

 「(状態的に)このままではまだダメだけど、これをステップにしたい。G1でも南関勢でしっかりV争いできるように頑張る」

 次のビッグレースは5月1日からの平塚ダービー。南関勢の浮沈の鍵を握る深谷の復活は頼もしい限りだ。

 ◇深谷 知広(ふかや・ともひろ)1990年(平2)1月3日生まれ、愛知県安城市出身の36歳。96期生として09年7月に豊橋でデビュー。通算1151戦441勝で通算60V。主なタイトルは11年高松宮記念杯(G1)、14年寛仁親王牌(G1)、10年ヤンググランプリ(G2)、12年東西王座戦(G2)、14年サマーナイトフェスティバル(G2)、23年共同通信社杯(G2)、26年ウィナーズカップ(G2)。1メートル69、79キロ。血液型B。