限定100本の自動巻モデル。前面、裏面、さらに横からも。中が丸見えな腕時計の「中身」を辿ってみた。
こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
装着時の最適な角度で、トゥールビヨンの回転を愉しめる。
この1点において「ZEROO T9-02」は、ほかの自動巻トゥールビヨンとは異なる設計思想が宿っています。9時位置という配置、UFO軌跡を描く新設計フレーム、側面小窓からの立体的な鑑賞。
これらすべては、腕に着けた状態での体験を高めるための仕掛け。「ZEROO T9-02」のプロジェクトが終了間近となっているので、改めて設計の細部に宿る意図を順に辿ってみましょう。
デスクワークでも見やすい、9時位置配置
こちらの腕時計、トゥールビヨンキャリッジを9時位置に配した理由は、実に論理的です。腕に着けた状態で視線を落としたとき、精密な回転を最適な視点で捉えたい。デスクワーク中、ジャケットの袖口から覗く瞬間、9時位置は、そのいずれにおいても視認性が高い配置になっています。
たとえば、打ち合わせ中にノートを取るとき。ふと手元に目をやると、9時の位置でキャリッジが静かに回転している様子が自然に認識できます。60秒で1周するキャリッジの動きは、時間を刻む営みそのものを可視化する儀式。Cal.ZT08という31石の自動巻ムーブメントは、パワーリザーブ60時間という実用性をしっかり詰め込みながらも、不思議と複雑さを感じさせません。
側面小窓が開く、立体的な鑑賞体験
「ZEROO T9-02」の魅力は、平面的な鑑賞に留まりません。側面に配されたK9水晶ガラス小窓が、内部機構を立体的な視点で覗かせます。前面のサファイアクリスタル風防のみならず、裏面や側面小窓からも複雑機構を鑑賞可能。静的なオブジェではなく、動的な存在としてのトゥールビヨンを体感させてくれます。
カフェで腕を組んだとき、ふと側面の小窓から覗く歯車の連動。普段は見えない角度から機構を眺められるのは、思いのほか新鮮な体験です。
UFO軌跡を描く新設計フレームは、無秩序な曲線ではなく、精緻な構造の上に成り立つライン。歯車の回転、トゥールビヨンキャリッジの動きをなぞるように存在し、機構の躍動を可視化する軌跡として機能します。
自動巻機構が複雑化する宿命にあるなかで、このフレームは透明感という価値を妥協なく追求した証です。
ビジネスシーンに馴染む、111gの軽やかさ
装着時の体験を高めるには、視認性だけでなく装着感も重要。トノー型46×40mmというケースサイズ、14.5mmという厚さ、111gという重量は、腕に自然に馴染む設計思想を物語ります。
316Lステンレススチール製ケースは、3タイプから選択可能。
・シルバーサテン
・シルバーポリッシュ
・ブラックサテン
ストラップはブラックとホワイトが組み合わせられて、それぞれ異なる表情でビジネスシーンに溶け込むはずです。
100本限定という明確な区切りが、この時計をコレクタブルな存在に昇華させつつ、日常の伴走者として機能することを前提とする設計。腕に着けた状態での鑑賞体験を前提に組み立てられた「ZEROO T9-02」。
トゥールビヨンを日常で愉しむという新たな体験に興味があるなら、この100本限定モデルは検討に値する選択肢かもしれません。
「ZEROO T9-02」のスペック詳細は、プロジェクトが終了する前に以下リンクよりチェックしてみてください。

>>新作 ZEROO T9-02 UFO 機械式腕時計自動巻スケルトントゥールビヨン
Image: ゼロタイム株式会社
Source: machi-ya
